ワルシャワ在住の私が選ぶ、ポーランドの観光地ベスト3(日本人観光客向け)

ワルシャワ歴史地区

中欧に位置するショパンで有名な「ポーランド」。

2016年から成田〜ワルシャワ間の直行便を就航し、最近、日本人観光客が増えています。

今回は、そんなポーランドのオススメ観光地を3つご紹介します。

観光地ベスト3:ワジェンキ公園

ワジェンキ公園

市内中心地から約15分ほど離れた場所にある「ワジェンキ公園」。

公園の敷地面積は76万m2あり、劇場や植物園、夏の野外コンサートやイベントなど見どころ盛りだくさんです。

ヨーロッパの中でも特に緑が美しい場所として知られており、公園のシンボルとしてショパン像があります。

夏の日曜日(5月〜9月)には、ここでショパンコンサートが開催されます。

2018年では、毎週日曜日の12時と16時から行われており、コンサートは無料です。

ポーランドに来た際は、ショパンの美しい音楽をご堪能ください。

また、ワジェンキ公園にはカラフルなアヒル、鳥やリス、孔雀などたくさんの生き物がおり大きな癒しポイントです。

観光地ベスト2:ヴィラヌフ宮殿

ヴィラヌフ宮殿

「ヴィラヌフ宮殿」は、ワルシャワ市内からバスで約40分程と少し離れた場所にあります。

17世紀末にヨーロッパの英雄である国王ヤン3世ソビエスキの夏の宮殿として建築されましたこの王宮は、「ポーランドのベルサイユ宮殿」とも称され、豪華な建築に手入れされた庭やバラ園などとにかくその美しさに感動すること間違いなし。

今は宮殿は博物館として運営されており、絵画や陶器などが楽しめます。

このヴィラヌフ宮殿は郊外にあることもあって他の観光地に比べると人が少ないので、かなりオススメです。

ワルシャワ在住の筆者も普段の都会の疲れを癒したい時などによく訪れるお気に入りスポットです。

観光地ベスト1:ワルシャワ歴史地区

ワルシャワ歴史地区

ワルシャワ最大の見どころと言えばやはり「歴史地区」でしょう。

1980年に世界遺産に登録され、赤茶色基調の建物はもはや映画の世界。

1939年にナチス・ドイツが侵攻し、第二次世界大戦が勃発しました。

ワルシャワの約8割以上が破壊され、戦後にワルシャワの歴史を消すことはできないと17〜18世紀の町並みを復元したのです。

「レンガのひび割れ一つに至るまで」修復したポーランド人の忠実な精神には、自国を思いやる強い気持ちが込めらています。

実は、復元文化財のため最初は世界遺産登録が危ぶまれていましたが、市民の復興への強い気持ちが評価され世界遺産になりました。

また、歴史地区はストリートパフォーマンスや民族衣装での催し、ポーランド名物のお店など見どころ満載です。

これからの時期だと10月のオクトーバーフェスト、クリスマスの時期には巨大なクリスマスツリーやクリスマスマーケットなど1年を通して楽しめます。

まとめ

いかがでしたか?

ポーランドはまだまだ日本人にはあまり馴染みのない国かもしれませんが、物価も安く治安もすごく良いので日本人にピッタリの国だと思います。

直行便のおかげでより訪れやすくなったので、ヨーロッパ観光の際はポーランドも選択肢に入れてみてはいかがですか。