気持ちのいい新築のターミナル。その中でも最高なのがプライオリティパスで入れる空港ラウンジ。この感動が冷めないうちに、ラウンジでレビューを書いています。
オマーン・マスカット空港の新ターミナルにあるのは「PRIMECLASS LOUNGE」
おい、ラウンジでレビュー書いてるって言わなかったか?ホテルじゃないか。
いえいえ、ここはラウンジです。なぜラウンジにベッドがあるのかって?
マスカット空港のPRIMECLASS LOUNGEは無料ホテル完備?
プライムクラスラウンジには、なんと個室のベッドルームが用意されているんです。
しかもラウンジの利用料金のみで追加料金なし!ホテルのデイユース感覚で使えます。
最高じゃありませんか?
マスカット空港でのトランスファーが決まったとき、念のためラウンジの設備などをチェックしていました。
なにせ20時間待ちでしたからねぇ・・・。
トルコ・イスタンブールのサビハ・ギョクチェン空港は激混みで立って食事をしている人が続出していました。
立ち寄り先のラウンジ設備をチェックしておくことは、私にとっては必須ポイント。
重視するのはシャワーがあるか、それと営業時間。せっかくプライオリティパスを持っていても、フライトの待ち時間が営業時間外だったら意味がありませんからね。
果たして、マスカット空港は安定の24時間営業。
中東あたりはサービスも良く新しい空港ばかりなので快適トランスファーが期待できます。
いつものように設備を確認していると・・・ん?
これは・・・
無料のベッドルームだと・・・?
まさかまさかと思い、日本語でも見てみると、日本語では有料と記載されています。
念のためスペイン語とイタリア語でも見てみましたが、ベッドルームに関する記載そのものがなく・・・
どっちなんだコノヤロウと思いながらも、英語の情報が正しいはずと信じ受付で確認。
受付の人は全員フィリピンからの出稼ぎと思われる女性でした。
英語で「I heard you have complimentary bedrooms.(無料の寝室があると聞いたのですが)」と聞くと、「Yes, we do.(ありますよ)」との答え。
無料でしたーーーー(^O^)/
やったさすが新ターミナル!ドバイを越えたね。
今見たら日本語でも無料に訂正されていました。イタリア語・スペイン語でもちゃんと無料との記載アリ。
私が最初に見たのは2ヶ月程前。まだ開業したばかりで正確な情報が行き渡っていなかったのかもしれませんね。
もう一度言います。ベッドルームは無料です。
荷物を置いて横になってフライトの疲れを取り、小腹が空いたら徒歩10秒のダイニングスペースに行きましょう。
マスカット空港到着後にちょっとしたトラブルがあり、トランスファーエリアで仮眠を取るハメになりました。
しかしフライトの10時間前には無事、ラウンジに入ることができました。
このあと利用予定の航空会社(IndiGo Air)は、フライト3時間前からしかチェックインを受け付けていません。
トラブルというのもこれ関係。なのでラウンジに入った時点では、まだ搭乗券は発行されていません。
普通はプライオリティパスと一緒に搭乗券の提示も必要なのですが、事情を説明したら、搭乗券無しでもOKでした。
カウンターでチェックインすると同時に部屋の鍵ももらっておくと便利です。
廊下ながっ。奥が寝室スペースです。
5部屋以上あるようでしたが、全部埋まっている場合は利用できませんので、運次第ですね。
左側はすべてソファが並んでいます。右側にお料理が並んでいます。写真は後ほど。
ドバイ以上?オマーン・マスカット空港ラウンジのすごい設備
カードキーの反応もすこぶるいいです。さすが新ターミナル。
ドアを開けると冒頭の部屋となるわけですが、これが完全にホテルの一室なんです。
予想外にシャワーブースもありました。
正直、ベッドルームなんつってベッドがドーーンと置いてあるだけで、トイレやシャワーは室外にある共用スペースのを利用するんだろうと思っていました。
これ、普通にシャワーやトイレだけ使いたい場合も部屋を確保した方が快適じゃないでしょうか。
アメニティまであるし・・・。期待以上です。
ベッドは低反発マットレスで、座っていると深く沈み込みます。個人的には固めが好きですが、連れは気持ちよさそうに寝ていました。
ダウンの掛け布団が軽くて暖かくて気に入りました。
仮眠を取る前にダイニングスぺ―スにも行ってみました。
午前中は、メインのダイニングスペースが閉まっていて、利用できるのは小さなスペースのみ。ここにドリンク類やサラダ、ちょっとしたホットミールが並びます。
サラダやチーズ、スープなどを頂きました。チーズのパスタとチキンナゲットも。
広々とした空間。人もまばらでゆったりした雰囲気です。
正午になるとメインダイニングもオープンします。これがまたホテルのケーキブッフェを思わせるデコレーション。
写真がブレちゃってますけど、盛り付けがすごくきれいなのはお分かりいただけますでしょうか。
スイーツコーナーも飴細工が飾られていたりなんかして、豪華な雰囲気ですね~。
ホテルのバイキングさながらです。
正午のオープン直後なだけあって、ケーキも勢ぞろい。
サラダの横には何種類ものスパイスやドレッシングがありました。バルサミコ酢が美味しかったです。
全てがふたくちくらいで食べられるサイズなのがいいですね。色々楽しめます。盛り付けもきれいです。
お味はまぁ、好みがあるとは思いますが、個人的にはホットミールがおすすめです。
私が訪れた時は、チキンのマッシュルームソースやカレーがありました。
白いので見えにくいですが、ヨーグルトソースも美味しかったです。ポテトに合いました。
バーではエスプレッソをオーダー。セルフのマシーンもありますが、チンバリを使って手動で淹れてもらった方がずっと美味しいですね。全自動のカフェラテマシーンはぬるくてマズいです。
バリスタが不慣れなのか、エスプレッソの味が期待通りではなかったのが残念。
グラスワインやビール、簡単なカクテルを飲みたい時には良さそうです。
フライトが1時間近く遅れてしまったので、トータル11時間も居座ってしまいました。
その間に搭乗券発券のため2時間近くラウンジから出ていたのはもったいなかったですが、ラウンジ自体は快適の極みでした。
個室までWi-Fiが届いていましたので、仮眠を取ったりネットサーフィンをしたり、本当にのんびりできました。
オマーン・マスカット空港で長時間トランジット!寝室を長時間占領する裏ワザ
空港のトランスファーって、時にびっくりするくらい長時間待ちになることがありますよね。PRIMECLASS LOUNGEなら、快適な待ち時間が過ごせます。
PRIMECLASS LOUNGEは、利用時間は3時間までと明記されています。
空港ラウンジのスタッフは、利用客が長居しようと別に損するわけでもないので、ぶっちゃけ3時間以上いても誰も気にしません。
ですが、寝室を利用する場合は別。受付のスタッフが空室状況をこまめに確認しているので、3時間を超えるとお掃除のスタッフが入ってきます。
延長利用の際は、追加料金が必要です。
プライオリティパス利用者は、カードを再提示して、追加料金の請求手続きをしてもらわなければなりません。現金で支払うことももちろんOKです。
でも、延長のために3時間ごとに受付に行くのは面倒ですよね。
長時間利用することがあらかじめ分かっている場合は、最初に「何時まで寝室を使いたい」と伝えましょう。利用時間分請求の手続きをしてくれるので問題ありません。
私の場合、最初に9時間利用と伝え、最初に3回分請求しておいてもらいました。これで9時間は誰にも邪魔されずぐっすり眠れます(ただし他のラウンジと同様、フライト時間が近付いても教えに来てはくれないので、目覚ましをきちんとかけて、自己責任で仮眠をとりましょう)。
その後、フライト遅延の情報が入ったので、さらに3時間延長をお願いしました。プライオリティパスを持って再度受付へ足を運びました。
それにしても2人で4回分利用とは・・・このラウンジは1回の利用料がかなり高くて6000円近くします。
普通に2人で使ったら2人×4回×6000円なので48,000円分・・・・高っけぇ・・・。
いくら無制限とは言え、こんなに使って大丈夫かなプライオリティパス。
私のプライオリティパスは、アメリカンエクスプレスのプラチナカードから申請したので、同伴者1人まで無料です!
すごいぞアメプラ!
持っててよかった~!旅が1ランクアップしましたね。
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