2日目の目的地はプラハ城です。
最寄り駅は地下鉄A線のMalostranská駅ですが、小さい街だし歩けるかも?と思ったので地下鉄は一切使わず、ホテル(最寄り駅:Náměstí Republiky)から歩いてみることにしました。
気温は体感で30度ほど。
とにかく良いお天気で日差しがものすごく強いので、暑さ対策に加え日焼け対策も必須です。


朝一のプラハもいい感じです。
既に開いているお店もあって、レストランやカフェでモーニングメニューを楽しむ人たちも。

徒歩15分程度でカレル橋に到着。


朝からすでにすごい人でした。
ちなみにここはスリの頻出スポットなので要注意。



橋から見える景色は良い感じ。

橋を渡り終えるとプラハ城周辺エリアに突入します。
このあたりは飲食店やお土産屋さんがたくさん並んでいます。


この石階段を登るとプラハ城があります。
ちなみにここはのだめカンタービレの実写化でも出てきた有名スポットです。
結構段数ありますがここまで来たらもう気合です。
サンダル履いてこなくてよかった!



階段を登るにつれて景色もどんどん綺麗になっていきます。


すごいところにスタバがある。

上まで登りきるとこんな広場にでます。
おじさんたちのアンサンブルがいい感じ。


プラハ城は敷地内の建物は一部有料になりますが、基本的に無料で入れます。
セキュリティはしっかりしていて、まずは荷物チェックから。

私の前に並んでいたアーミー服のやんちゃっぽいお兄さん、ポケットから護身用ナイフやらスタンガンやら出てくる出てくる。
このお兄さんのせいでこの列だけ全然前に進みません。笑
中は敷地が広く、メインのお城がどれなのかわからないくらいたくさんの建物があります。
入口付近にあるチケット売り場で共通パスを買えば城内にある教会などの各施設に入ることができます。
チケット売り場も各教会もとにかく人が多くてとても時間がかかりそうだったので今回は中に入らず外から見るだけにすることにしました。

こちらは聖イジー教会。
なかなか奇抜な見た目の教会です。

そして聖ヴィート大聖堂。
礼拝堂内にあるステンドグラスをミュシャがデザインしたということで有名です。
観覧客の行列がすごかったので外側だけ撮影。

城内をぶらぶら歩きます。
結構広いです。
お店も色々あります。


メイン広場のような場所へいくと、聖ヴィート大聖堂を別の角度から見ることができます。
でかすぎてカメラに収まらない。笑

帰りがけに入り口を見たら、すごい行列になっていました。
朝早めに来ておいてよかった!

プラハ城を出て、さらに奥へと歩き、小地区の「マラー・ストラナ」を目指します。
ここにはパリのエッフェル塔をモチーフにした「ペトジーン・タワー」という60メートルほどの小さなタワーがあります。

チケットは階段で登る用のチケットとエレベーターを使う用のチケットで値段が異なります。エレベーターを利用する場合はちょっとお高め。
既に歩き疲れてるので迷わずエレベーター用のLift Chargeを払いました。笑
大丈夫かなというくらいボロボロのエレベーターで、1回に数人しか乗れないのでめちゃめちゃ待ちます。
60メートルなのでまあそこまで大した高さではないのですが…。

エレベーターでてっぺんへ。


渡っているときは大きく感じたカレル橋が小さい!
モルダウ川綺麗!
この規模のタワーにしてはなかなか良い景色が見られます。
トイカメラモード発動。


昨日の旧市庁舎よりもさらに小さいタワーなのでぐるりと1周してすぐに見終わりますが、プラハの街を上から眺めるのって全然飽きないです。
赤い屋根が綺麗。
帰りは階段で下まで行きます。




ちょこちょこ異なる景色を見ながら降りられます。
らせん階段なのでちょっと目が回りますが地上階までは割とすぐ。
ペトジーン・タワーを降り、ネルドヴァ通りを通ってカレル橋周辺まで戻ります。
たまたま見つけたこちらのレストランでランチ。


例のごとく店内は結構空いています。


きのこのリゾット美味しかった!
これで700円しないくらいだったと思います。
グーグルマップで調べたら「チェコ音楽博物館」が現在地から近かったので、行ってみることにしました。
結構シンプルな造りなのでよく探さないとなかなか見つかりませんが、入り口はこんな感じです。

エントランスホールにはピアノがあって、自由に弾けるようになっています。
椅子も綺麗に並んでいたので、コンサートでもやっているのでしょうか。


手荷物は持ち込めないので入り口のクロークで預けます。
カメラと貴重品のみ手持ちで持ち込みOK。
1階はロックミュージックの展示場になっていました。



来館者のメッセージを残すノート。
五線譜ノートっていうところがなかなかセンスある。

2階のフロアには様々な楽器が展示されています。
エレキギターは実際に弾くこともできます。


よーく見ると鍵盤が3段になっているピアノ。すご!!

貴重な鍵盤楽器ばっかりで、楽器好きにはなかなか見ごたえがあります。


ドレミの音階で音がなる階段。
私以外誰も人がいなかったのに急に音が鳴るのでかなりビビりました。

バイオリンの製造過程。
こうやってみると簡単に作れそうな感じします。
工作キットみたい。笑


チケットの値段の割には小規模ですが、きっと展示されている楽器の維持費などかかるのでしょう。
音楽好きさんは試しに一度行ってみたらいいと思います。
ここで一度ホテルへ戻り、休憩。
外があまりにも暑くて体力を奪われたので少しゆっくりします。
体力を温存し、再び徒歩でMuzeum駅まで向かいます。
夕方のコンサートまでまだ時間もあるので付近のハヴェル市場をぶらぶらします。




通りに出店がずらっと並び、お土産品や食べ物を売っています。
クリスマスマーケット夏バージョン。
フルーツ美味しそうなのですがあまりにむき出しでちょっと気になっちゃう…。
チェコはマリオネットも有名。

6時からはあらかじめチケットを買って予約していたSt. Martin in the Wall教会のコンサートへ。
ハヴェル市場のすぐ近くにある小規模な教会です。



バイオリンとチェロで計4名の小規模アンサンブルですが、腕は確か。
特に1バイオリン奏者の女性が上手すぎて圧倒されました。
本日の曲目はこちら。

もちろん狙ってチケットをとりましたが、改めて名曲揃いです。
ちなみにチケットはこんな感じで日本から予約できます。
入り口でこのQRコードを係の人に見せればOKです。

素敵な音楽に癒された後はまた昨日の旧市街地へ。
ちょうどアイスホッケーのカナダVSチェコ戦のパブリックビューイングをやっていたのでとにかくすごい人の数と歓声。
しかし相手が悪い、チェコのチームはボロ負けです。笑

旧市街地にエリアにある昨日とは別のレストランにてディナー。
ここでもアイスホッケーの試合を映していました。

申し訳ないけどお世辞にも上手とは言えないピアノの生演奏付き。
とても聴かせるレベルのピアノではなく、個人の練習という感じです。
これはちょっと残念…。

お夕食はこちら。
牛肉とクネドリーキ(チェコ料理の一つで、茹でたパン)です。
これだけで1,300円ほどするのですが、うーん…あまり口に合わず。

ちなみにチェコはチップ制度があるので、こういったレストランではきっちりチップを要求されます。
お会計に含まれてない場合がほとんどなので、伝票を確認する必要があります。
明日は朝から長距離移動のため早めに帰ります。
まだまだ外は明るい!
街で見かけたちょっと面白いもの
プラハのいたるところで見かけたタイマッサージ。
ずっと石畳を歩いてあまりに足が痛くなったので、怖いもの見たさ(?)もあって足裏マッサージやってみました。笑
30分で3,000円くらいです。
現金払いのみと言われましたが、粘ればカード払いも許可してくれます。


欧米の人はドクターフィッシュがめずらしいらしく、きゃあきゃあいいながら楽しそうにやっていました。
アジア人は大体みんなマッサージ受けています。

担当してくれたタイ人のお姉さんは片言の日本語が話せる人でした。
謎の液体と木の棒で容赦なく足裏をぐいぐいやられるのですが、歩き疲れた足にはなかなか効きました。
気持ちよくてついうとうとして体が傾くと、無言で軽く足をぶたれます。笑