修善寺温泉街を散策【初春の修善寺(寒桜)~日枝神社~湯掛け稚児大使~指月殿】

竹林の小径

旧天城トンネルと浄蓮の滝観光の後、修善寺へ。

伊豆の小京都と呼ばれている、修善寺温泉街に到着。

宿泊は新井旅館です。チェックイン時刻の4~5時間前に着きましたが、車は新井旅館の駐車場に停めさせて頂き、荷物も預かって貰えることに。

ご親切にありがとうございました。

いざ、修善寺観光へ。

修善寺の足湯

川の真ん中に独鈷(とっこ)の湯です。

楓橋

目的の修善寺に行く前に、温泉街をぐるっと回ってまずは散策。

楓橋を渡って竹林の小径から。

楓橋から竹林の小径 竹林の小径

反対側から入ってしまった。

竹林の小径広場

おじさんたちが肩を寄せ合い、赤ら顔で楽しそうにお酒を飲んでいる図。

こっちまでほっこりしてしまうほど、仲がよさそうでした。

いつまでたっても、やっぱり男同士が一番ですよね。笑

竹林の小径入り口 梅

梅の木をくぐる。

お天気は若干の曇り空でしたが、これがまた中世日本の町並みを再現してくれているような気がして、乙でした。

湯掛け稚児大使

可愛らしい大使さん。

湯掛け稚児大使

前の川の中にある独鈷の湯は、その昔、孝行者の息子が年老いた父親の背中を川の○で流してやっているのをご覧になった弘法大師が、水では冷たかろうと、持っていた独鈷で岩を掘ったところ湧き出したものと伝えられています。この故事にあやかって、当町旅館組合が、みなさんの健康を願って、ここに稚児大使の像を建立しました。お子さまの健全を願う方、ご自身の健康を願う方、もしくは、現在疾患をお持ちの方等、願いを込めてお湯を濯いであげて下さい。

ふむふむ。

自分が疾患を持っている部位と同じ部位にお湯を掛ければよいのだな。

さすが、日本有数の湯治場と言われるだけはある。

ご利益ご利益。

ございます、ワタクシにも疾患が。

稚児大使のご利益

頭、よく(賢く)なりますように。

稚児大使とお湯掛け

肩コリ、なおりますように。五十肩?四十肩?

現在、小生36歳です。

弘法大師空海については、こういうトレランの大会にも出たことがあるし(kobotrail:出たのは2014年)、本も読んでましたし(空海の風景〈上〉 (中公文庫))、映画も観ていたので、多少は知識あります。

北大路欣也の空海。映画は観終えるまで結構体力要りましたが・・・。

そういえば、過去にまんのう公園(日本最大の灌漑用のため池で空海が改修した)で開催されたマラソン大会にも出たことがある。高野山にも何度も足を運んでいる。

将来、まとまて休みが取れたら、お遍路も考えてます。

弘法大師様、今後共末永きお付き合いをどうぞよろしくお願い申し上げます。

独鈷の湯の石碑

修善寺の詩の石碑。

続いて指月殿へ。

修善寺温泉街

風流な道。この道を上っていきます。

指月殿

指月殿。息子の源頼家を弔う為に北条政子が建立した菩提寺。こちらは、伊豆最古の木造建築とのこと。

どこか寂しげです。

釈迦如来坐像

釈迦如来坐像。

いよいよ修善寺へ。

修善寺入り口

こちらもやはり外国人多し。寺だから中国の方も楽しめますよね。

修善寺の手水場

なんと水ではなく、温泉。しかも源泉かけ流し。

手水場は冬とか水が冷たいし気合がいるのですが、ここではほっこっリ。

当日は昼から気温も下がってひんやりしていたので、ありがたい。

近くにいた外国の方が飲もうとしてましたが、止めてた方がいいんじゃない?と思いながらもそっとその場を離れる。

なんと、後で調べてみたら、飲めるらしいです。ま、飲めたとしても絶対に飲みませんが・・・・。

外国人観光客の方が観光名所に関する知識は豊富なのかもしれませんね。外国からわざわざ来るのだから、そりゃ色々と調べてからきますよね。

反省。

案内してあげられるくらいにならないとですね。地元じゃないからそこまでは無理だけど。笑

修善寺の寒桜

写真が下手っぴですが、寒桜。

修善寺寒桜の看板

訪れたのが3月上旬でしたので、満開はまだ少し先ですかね。

ソメイヨシノとは色が全然違います。

花色は淡紅色というんですね。花びらの枚数は5枚。

敢えてこれを書くということは、多いのか少ないのか?

基本は5枚みたいですね。→一般社団法人日本植物生理学会:桜の花弁の枚数について

なにやら動物がいます。竹林と動物。なぜ?

修善寺のヤギ

何?

修善寺の動物・ヤギ

ヤギ?

なんで?

調べてみましたがわかりませんでした。

修善寺のだるま

達磨。

弘法大師様ではなく達磨大使様?

修善寺は曹洞宗みたいですね。

納得。

修善寺本堂

ご本堂。荘厳です。建物に使われている材木も相当年季が入っていますよね。

「こりゃ1,000年は軽く経ってんちゃうか。すごいなー!」と嬉しそうにはしゃいでましたが。

ウィキペディアによると、

現在の本堂は1883年(明治16年)に再建したものである。2007年(平成19年)には開創1200年祭が行われた。

100年ちょっと。

1,000年て。

節穴。見る目なし。

修善寺本堂2

修善寺のすぐとなりにある日枝神社へ移動。

日枝神社の鳥居

鳥居。

日枝神社の本堂。

本堂。こちらは修善寺に比べると人が少ない。たまたまかもしれませんが、境内は我々だけでした。

観光名所というより、修善寺温泉街を見守り、ひっそりと鎮座してくれている感じ。

日枝神社の子宝の杉

子宝の杉。樹齢800年。

子宝の杉。ご神木。

写真では上手く伝わりませんが、けっこう迫力ありました。

この辺りでちょうどいい時間。新井旅館のチェックイン時刻です。

長くなりましたので、新井旅館の記事はまた後日。

修善寺温泉街ははじめて来ましたが、意外と小さな街だなと言う印象です。

観光名所は半日もあれば全て回れるんじゃないかなと思います。

結構歩きますが、良い運動にもなります。

そうそう、修善寺のすぐとなりに軒を並べている商店の中に、素敵なおまんじゅう屋さんがありました。

饅頭総本山 源楽(食べログ)

焼きたての黒ゴマ饅頭を一人ひとつ振る舞っているとのことで、まあまあの行列。お一つ頂きました。

ほくほく。ごまのいい香りと食感がなんとも言えない。饅頭なのにトロっとしている。結局は花より団子か・・・・・(苦笑)。

これは、本当に美味しかった。

修善寺に行かれた際はぜひご賞味ください。