明礬温泉を後にし、バスに乗って鉄輪へ。
別府鉄輪は地獄めぐりで有名です。
噴出口が地獄の様相を呈しているところから、地獄めぐり。いやーほんとすごい。地球って生きてるんですね。
という当たり前のことを実感させてくれる観光地です。
今回は地獄名所7箇所のうち5箇所を訪れました。
海地獄、鬼石坊主地獄、かまど地獄、白池地獄の計5箇所。血の池地獄と竜巻地獄は徒歩では距離が離れていたので今回はパス。
それぞれ1箇所につき400円の入場料がいります。7箇所共通周遊券も販売されており、値段は2000円。
今回は5箇所で合計しても同じ値段ですが、毎回入場券を買うのも面倒なので、共通券を購入。
まずは一つ目。
海地獄
ちなみに共通券はこの窓口で購入。
中に入ると、コバルトブルーの綺麗な水!いな、98度の熱湯!
湯気がすごい。涼しげな色なのに不思議。
まさに地獄。
こんなところに投げ入れられたらゆでダコですわ。。。
景観も美しいです。国指定の名勝だけありますね。赤鳥居がとても良いアクセントになっています。
別府も外国人、特に韓国の方が非常に多いです。近いですものね。お互いに写真を撮ったり、撮ってもらったり。
続いて海地獄敷地内にある大鬼蓮へ。
日本一の大鬼蓮。ここが意外にもよかった!なんなら海地獄よりもテンション上がったかも。
蓮って泥から生えてきて、あんなにも可憐な花を咲かせるなんて、不思議ですよね。
温室の中にはいると
蓮パラダイス!
綺麗な花を咲かせてますね。色鮮やか。水面に映える花びらも美しい。ずっと眺めていたくなる。
シーズンはこれからなのでしょうか。花は少なめです。
不思議な形の葉っぱですよね。
赤池地獄。海地獄敷地内にあります。赤い。
そこかしこに噴煙が立ち上ってます。次第にこの光景にも慣れてくるのですが、今こうやってブログ書いてるとやっぱり普通じゃないですよね。笑
ちなみに右奥に写っているのが大鬼蓮の大温室です。海地獄へ行かれる方はぜひ大鬼蓮も観賞されてくださいね^^
鬼石坊主地獄
次は海地獄からほど近くにある鬼石坊主地獄へ。
個人的には楽しみにしていた場所。
鬼石坊主。
湯泥。ポコポコポコポコと沸き立っています。写真撮るのが難しい。坊主のような綺麗な丸になる瞬間を撮るために連写。
こちらは灰色ですね。海地獄と500メートルも離れていないのに、吹き出す場所によって色がここまで異なるのですね。
鬼の高いびき。
噴気が舞い上がり静かに不気味な音を出しています。シュ〜〜、シュ〜〜、と。噴火でもするんじゃないかとドキドキしちゃいますね。笑
鬼石坊主地獄の由来。
歴史は古く、最初に文献(豊後風土記)に現れたのが733年とのこと。1300年前からずっとここでポコポコポコポコしてたのか。
鬼石坊主地獄の敷地内には足湯と温泉(鬼石の湯)もあります。
足湯につかってみました。
この日だけだったのかもしれませんが、アツイ!!我慢して足をつけてると足の裏を若干火傷したのか、ピリピリしてその後の歩行に多少違和感を感じていました。笑
温度があわないときは無理してはなりません。他の方もあっつ!!これは無理だと悲鳴をあげてました。
5〜10分も浸けてそれを繰り返すなど絶対に無理!!
かまど地獄
お次はかまど地獄へ。
地獄めぐりはこのように案内がでかでかと設置されており、道に迷うことはありません。
かまど地獄はエンターテナー感が強いです。
韓国人も非常に多く、みな楽しそうにしてました。中には売店もあってかなりの人だかり。賑わってました。
かまど一丁目。
地熱により粘土がとけだしてこんな色になってるのですね。
二丁目かまど地獄。100度。
かまど地獄3丁目、5丁目の析出物について。
三丁目かまど地獄。
綺麗なブルー。85度もあるとは思えない。
飲む温泉。80度の温泉を飲みたくはないのでスルー。温泉を飲む人も多いのですが、細菌とか住んでいないのかな?飲用可能の温泉を飲んでお腹を壊した人もいるみたいだし、止めておいた方が無難ですよね。
本当に体にいいんだろうか。温泉は浸かるに限る。
極楽三丁目。癒しのスチーム。
インフルエンザ予防になる。本当か!湿度でウィルスが死ぬのはわかるがどう予防になるのかよくわかりません。
ということでここもスルー。
かまど地獄4丁目。
おどろおどろしい。
五丁目はでかいです。一番目に回った海地獄と同じくくらいの広さがあるのではないでしょうか。こちらも綺麗な色をしています。
鬼山地獄
続いてワニが70匹も居るという鬼山地獄へ。
まさに地獄ですな。ワニ地獄。小さいワニがちょこっといるのかな?程度に思っていたらめちゃくちゃでかいワニが所狭しと温泉い浸かって?まんがな!
赤ちゃんワニ誕生!只今展示中!!
展示て。と思いながらも。笑
ぎゃー。まさに地獄絵図。
こわい。こんな間近でみたのは初めてかも。子供のころ見たときより、恐怖感ましてるな。
もはや近くでみたら恐竜やん。
結構臭いもきついです。温泉だから飼育できてるみたいですね。
ほんもののたまご。見た目は鶏のそれと変わりませんが、ワンサイズでかいですね。
白池地獄へ
続いて最後の白池地獄へ。
こちらはこれまでとは趣が変わって和の雰囲気漂う建物です。
こちらは海地獄と同じく国指定の名勝です。
寺の境内のよう。一遍上人の像があります。
なぜかピラニア。急にプチ水族館の様相を呈してきました。
そのほかにも熱帯地に生息する魚がたくさんいました。
なぜかはよくわかりませんでした。
さすがは名勝。海地獄と同様の白濁の綺麗な池です。ここは観光客も少なく、のんびりと観賞できます。
鉄輪温泉の開祖と言われてるそうですね。初めて知りました。昔のお坊さんは多才ですね。
白池地獄のもう一つの玄関。
ひょうたん温泉へ
続いて、ひょうたん温泉へ。鉄輪温泉街を散策しつつ。10分ほど歩きます。
上人湯。組合温泉。組合員以外が入るには別でチケットを購入しなければならない模様。ところどころここと同じような組合湯が点在していました。
温泉街。人は少ない。
到着しました!ミシュランガイドにも掲載されている温泉。
ならではの佇まい。
東洋一の滝湯も楽しみ。
中庭があり、休憩所や売店も。
美味しそうですね〜。とり天と一緒にビールをぐびっといきたいところですが、この後お寿司が控えているので我慢。
温泉卵。
美味しそう。でもここも我慢。今思えば1個くらい食べておけばよかったと若干公開いております。
お風呂の中は写真撮ってませんが、さすがは歴史もあり、人気のある温泉です。
滝湯は時間を忘れてしまうくらい気持ちいいし、露天は広くて清潔。内湯のひょうたん温泉も格別でした。内湯ではあまり浸からない私ですが、ここは違いましたね。温泉がとにかく良い。お肌もツルツルで体も芯から温まります。
明礬温泉に始まり、鉄輪温泉にも入れて、贅沢です。
健康にも良さそう。
外にはこんなものも。
自然の力で温泉を冷やす。知恵ですね。
地獄めぐりをして、ひょうたん温泉まで歩くと結構な距離になりますが、それも良い運動になります。
地獄めぐりで冷えて疲れた体をひょうたん温泉で癒す。
最高の観光コースです。
さて、有名観光地を巡って、湯面温泉にも浸かった後は、ご飯でしょう!!
せっかくの大分別府。
1軒だけだともったいないので、3軒くらいめぐろうかなと。笑
まずは1軒目。
亀正くるくる寿司
別府大分で一番美味しいと言われている回転寿司!
ひょうたん温泉から歩いていけます。といっても15分は歩きますので、湯冷めしたくないという方は、タクシーかバスを利用されるとよいでしょう。
うまい!!
回転寿司にあらず。
普通の寿司屋より何倍も旨い。九州はやっぱり食べ物美味しいな~。それでいて安い。
大阪の新地なんかでこのレベルのお寿司を食べようものならびっくり仰天目玉が飛びでますからね。
いっぱい食べたけど、写真はさぼっちゃいました!
こちら、回転寿司と銘打ってますけど、お寿司はほとんど回ってません。基本注文制です。
うに
うなぎ
関あじ!
お寿司でも抜群。
関あじ、今回の旅でファンになってしまいましたね。
店内は既に満席状態でしたが、奇跡的にカウンターが空いてましたのですぐに入れました。
お味噌汁とお水はセルフですが、このお味噌汁もめちゃんこ美味しい。
ビール飲んで、結構お腹一杯まで食べて、二人で5368円。リーズナブル。
お寿司はネタが大きくて、新鮮で、文句なしです。
ネタが大きいのでお腹が膨れますし、家族連れでもそんな値段いかないんじゃないかな~と。
続いて、別府駅まで戻って炉端へ。
ろばた 仁
こちらも別府で有名人気店らしいです。
すでにお腹ははちきれんばかりなのですが、地元名物を食べねばもったいのうござる。ということで強い気持ちで行ってまいりました。
だんご汁やとり天を地元人気店の炉端で食べたいもんねー。
こちらも運良くカウンターが2席だけ空いており、並ばずに入れました。
さきほどの回転寿司から引き続いてツイてる。
新鮮魚介のオンパレード。
お腹空いてくるやん。
カレイの塩焼き。
お上品なお味です。レモンチューハイと合う~~~。
だんご汁ととり天。
だんご汁もうまい。山梨の郷土料理ほうとうを思わせる団子?麺?の食感がいいね。
さすがにお寿司の次だったので、この3品でフィニッシュ。
強い気持ちで、もう1軒素敵な餃子屋さんがあったので入ろうとしましたが、こちらは席数も少なく残念ながら入れませんでした。
うまそうですね~~~。。。食べたかった。。。別府で餃子。。。
どんだけ食べるねん。っつー話ですね。笑
翌日は由布岳登山が待ってますから、この辺りで許しといたろか。
別府堪能の1日で大満足!
大分別府観光コースの参考にしていただければ嬉しいです^^v
明日は由布岳行ってきます!