アイルランドでどうしてもやってみたかったこと、「鉄道での移動」を経験するべく、ダブリンからゴールウェイまで日帰り旅行をしました。
ゴールウェイはアイルランドの西部にある街で、ダブリンからは列車で2時間~2時間半くらいの距離にあります。
シティリンク(バス)を使えば半分くらいの料金で行けるのですが、鉄道から景色を見つつのんびりと行きたかったので、今回はダブリンのヒューストン駅から鉄道に乗ってゴールウェイまで向かいます。
こちらがヒューストン駅。
ダブリンから他都市へ行く列車はたいていこの駅から出ています。
当日窓口でチケットを購入。
列車はこんな感じです。
4人掛けの席で、テーブルがついているのでお食事もできます。
写真はぶれましたが、窓から見える景色はすごくいい感じです。
こういう景色が見たかったが故の列車移動です。笑
ちなみにこの列車もWi-fiはしっかり繋がります。
LINEでメッセージのやりとりも問題なくできました。
2時間ちょっとでゴールウェイの駅に到着です。
観光客も多いので、駅周辺は宿泊施設がたくさんあります。
先に帰りのバスのチケットを購入しておき、中心部へと向かいます。
(バスのチケット売り場は駅やバス停ではなく、街中にあるバスセンターなのでご注意を。)
メインストリートへ入ります。
土曜日なので人で賑わっていました。
ダブリン同様、こちらのメインストリートにもストリートアーティストがたくさんいました。
楽器だけでなく、タップダンスやこんな砂アート?まで。
聖ニコラス教会の付近ではマーケットが開催されていました。
こちらは土曜日限定のマーケットです。
食べ物、装飾品、石鹸など色々。
ちなみに聖ニコラス教会の中はこんな感じです。
メインストリートを抜け、川沿いに出ます。
これから向かうゴールウェイ大聖堂が見えてきます。
川も入れて撮影するとなかなか絶景。
中心部から20分くらい歩いて、ゴールウェイ大聖堂にたどり着きました。
ちゃんと駐車場もあります。
外は日差しが強くて暑かったので、教会の中はほどよくひんやりしていました。
外はドーム状なので中はこんな造り。
このキャンドルを各席に持っていって礼拝に参加します。
土曜日ですが礼拝をやっていて神父さんがお話をしていたので、少しだけ参加します。
再び外へ。
中心地に戻りつつ、今度は川沿いの反対側を目指します。
今度はスペイン門側へ。
400年以上も前に波止場を守るための4つの門が造られたそうですが、現在残っているのはこのスペイン門だけだそう。
コリブ沿い側は日当たりもよく、お散歩に最適なエリアです。
お休みの日ということもあり、多くの人が川沿いでのんびりと過ごしていました。
小さな美術館もありました。
ここからまたメインストリートの方面へと戻ります。
バスステーションとメインストリートの間らへんにあるエアスクエアセンターというショッピングモールへ。
こちらのショッピングモールはカフェやレストランなどの飲食店、アパレルショップ、家具屋さんなどが入った通常のショッピングモールなのですが、実は建物内のところどころに古い遺跡が残っています。
遺跡の名残である石の上に今時の服を着たマネキンが立っているという超シュールな光景にも出会いました。笑
売り物で写真が撮れず残念・・・
この辺りですでに時間は13時くらい。
私は旅先ではその国の日本食レストランを必ず1回は体験することに決めているため、鮭も獲れてお魚がおいしいと聞いたゴールウェイで日本食レストランに挑戦することにしました。
一番見た目のインパクトが大きかったこちらの日本食レストランへ。(一瞬見逃しそうなのですが、よく見るとTOMODACHIと書いてあります。)
入り口はこちら。
なかなかメニューも豊富。
お店は階段を上がって上の階にあります。
店内は広々していました。
回るお寿司のレーンもあります。(回っていませんでしたが。)
とにかくサーモンが食べたかったのでお寿司をチョイス。
サーモン2貫と稲荷寿司2つで7ユーロ。
うーん、なかなかのお値段…。
店内には、子供たちが作成したと思われるこんな日本文化やアニメの紹介もあります。
日本食レストランですがお客さんはほぼアイルランドの地元の方(+外国人観光客)です。
やはりオーストラリアやカナダなど日本人が多く暮らす国の日本食レストランとは違います。(ただ後日、こちらのお店は中国人オーナーさんが経営する中国系日本食レストランだったという事実を某テレビ番組にて知ることになります。)
雰囲気はとても素敵な日本食レストランですので、ゴールウェイで日本食ロスになった方はぜひ。
午前中で見どころはほぼ回ってしまったため、午後はのんびりコーヒータイム。
いい感じのローカルのカフェを発見しました。
グルテンフリーブラウニーを注文したら、ちゃんと袋から出してお皿に盛ってクリームと粉砂糖までかけてくれました。
コーヒーのラテアートも素敵。
これでも先ほどのお寿司よりは安いくらいです。
パスタやサンドイッチのメニューも充実していたので、お昼ご飯にもちょうど良さそうです。
帰りのバスを遅い時間で予約していたのですが、思ったよりも早くゴールウェイ観光を終えてしまいました。
今朝立ち寄ったバスセンターへ再度行き時間の変更ができないか聞いたところ、そのまま次に来るバスに乗っていいよとのことでした。
特に払い戻しや買戻しをすることなく、直近の時間に到着したバスでダブリンへ戻ります。
バスはダブリン市内の主要ポイントにいくつか立ち寄ってくれるため、ちょうど良さそうなところで下車し、そこから市内バスに乗ってホームステイ先へ戻ります。
ゴールウェイまで行ってきたのにもう帰ってきたの?とマザーにびっくりされました。笑
夕飯は取っておいてと言っていなかったのに、しっかりご飯を用意してくれました。
優しいマザー。
サーモンのパイ包みとお野菜。
味付けも本当においしい。
イギリスは食べ物があまり日本人に合わないと聞くのでアイルランドもそうなのかと思っていましたが、マザーはお料理上手。
前日のダブリン観光に比べて乗り物の移動が多く、またゴールウェイ自体小さな街だったので、そこまで疲労感はありませんでした。
本来ゴールウェイはあまり日帰りでいくような場所ではないようですが、滞在期間が短かったので今回は時間節約重視です。
ゆっくり行ける方はソルトヒル(ゴールウェイ市街地から少し離れたところにある沿岸のリゾート地)まで足を延ばしてみてもいいかもしれません。