こんにちは。ライターのmomoです。
バンフにきて3週間程が経ちました。(でも、なんかもう2〜3ヶ月おるような感じがしとるんはなぜ?笑)
毎日、大自然を感じながら生活するのはとても気持ちがいいです^^
通勤時に撮影した写真
やっと生活にも慣れてきたところで、今回はバンフのアコモデーションとお仕事事情について書きたいと思います。
早速ですが、私は今、ホテルでハウスキーパーとしてフルタイムで働いています。
制服はポロシャツにワークパンツ
このお仕事は、バンフに来る前、バンクーバー滞在中にゲットしました。
友達からハウスキーパーの仕事はチップが良いと聞いていたので、私の計画はイエローナイフ、バンフ、ビクトリアなど、とりあえず場所はどこでも良いから住み込みで仕事ができるホテルなんかがいいな〜とフワッとした感じで、日本出発前からちょくちょく複数の求人サイトをチェックしていました。
その時に見ていたサイトは下記の3つ。
すべて日本語のサイトです。
人材カナダ
http://www.jinzaicanada.com/
JPカナダ
https://www.jpcanada.com/
e-Mapleカナダ
http://www.e-maple.net/
求人サイトを見ておくと、どんな仕事がどんな街であるのか参考になるので、いろいろとイメージしやすく計画もたてやすいです。
ただし、選択肢が沢山ありすぎて迷うのも実のところ。笑
私自身、バンクーバーに到着してからは、バンクーバーにも気になる仕事があったので、正直このままバンクーバーで仕事探しをするのもありやな〜とも思っていて、どっちの方向へ動くかかなり迷っていました。
いずれにせよ、遅かれ早かれ履歴書は必ず必要。
そうなると、携帯電話番号も必要。
ということで、バンクーバーのphoneboxへ携帯電話の契約をしに行った日のこと。
参考:phoneboxとは?【SIMカードの事前購入と契約】カナダの携帯電話を日本で準備する方法~PhoneBox~
私がphoneboxのスタッフと話していると、一人の日本人男性が携帯電話の契約をしに入店。お話を伺うと、彼は私と同じバッパーに滞在していて、翌日バンフに移動するとのことでした。
ふむふむ。
やっぱりバンフも捨てがたいよな〜
求人もちょこちょこあったしな〜
と思っている矢先、もう一人日本人女性が入店。
こちらの女性はなんとその日にバンフから戻って来たというではありませんか!
しかも!
ハウスキーパーをしていたということで話を聞かない手はありません!
その女性のお話を聞いて、気持ちはもうバンフに一直線!(本当に単純。笑)
決心がついてからは行動が早い私。
携帯電話の契約を無事に終え、滞在していたバッパーに帰り、履歴書に真新しい携帯電話番号を加え履歴書完成〜!
その日のうちに、JPカナダで目星をつけていたバンフのハウスキーパーの求人にアプライ。
2つのホテルに履歴書を添付したメールを送り、その内1つのホテルからは当日中にお返事をいただきました。
最初のメールのお返事はこんな感じ
仕事内容等の詳細やスタッフアコモデーションについても確認し、あなたが良ければ是非来て下さいということだったので、面接もなしに、バンクーバーに到着してなんと4日目でお仕事ゲット〜!良い滑り出し^^
もう1つのホテルからも数日後お返事をいただきましたが、なんとなくその時はとんとん拍子で事が進んでいたので、直感的に1つ目のホテルに決めました。
ということで、その日、たまたまこれからバンフに行くという男性と、バンフからちょうど戻って来たという女性に出会わなければ、私のワーホリ生活はまた一味違ったストーリーになっていたかもしれません。笑
さて、ハウスキーパーのお仕事ですが、就業時間は下記の通りです。
- 8:30〜11:30
- 11:30〜12:00(お昼休憩)
- 12:00〜16:30
実際のところ、現在はピークシーズンの手前ということもあり、お仕事は9:00からスタートしお昼休憩を挟んで平均15:00前後には仕事が終わります。早い日だと14:00過ぎに終わる日もありました。
時給は13.60カナダドル。アルバータ州の最低賃金です。
ちなみに、ブリティッシュコロンビア州の最低賃金は2018年5月現在11.35カナダドルで、2018年6月には12.65カナダドルに引き上げられるのが決まったようですね^^
そして、期待していたチップですが、残念ながら期待を裏切る結果で、なかなかチップが置いてある事は少ないです。
これはホテルにもよるみたいなのですが、私の働いているホテルでは1ドルでも置いてあればラッキー。
チップではないですがたまに冷蔵庫にビールなんかも残ってたりします、笑
メモに一言残してチップを置いておいて下さる方もいます^^
持ち帰ったビール
毎朝出勤すると、自分が掃除をする担当のお部屋が振り分けられた紙がおいてあり、その紙に記載のある情報をもとに掃除道具が一式入ったカートの準備をし、掃除するお部屋の順番を見ながら作業を進めます。
1人あたり10〜20部屋前後のお部屋を担当し、通常1部屋30分程度で仕事をこなして行かなければなりません。
トレーニング期間は2人で作業を行っていましたが、つい先日私もトレーニング期間が終わり独り立ちをしました!とは言え、私はまだまだ1部屋掃除するのにかなり時間がかかってしまうのでもう少しスピードアップが必要です。
仕事内容は、バスルームの掃除、ベッドメイキング、タオルやゴミ袋などの交換、アメニティの補充、掃除機をかけるといった感じで、特に難しい事はありませんが、とにかくスピードと体力勝負のお仕事です。
特にベッドメイキングは、ベッドのマットがかなり重たいので想像以上に大変でした。
自分の担当のお部屋が全て終わると、まだ終わってない人の所へ行って、お互いにヘルプし合うので、チームワークが良い職場だなと感じています。
現在の職場の国籍は様々で、フィリピン、オーストラリア、ニュージーランド、台湾、チリ、スロバキア、ドイツ、チェコ、中国、そして日本とかなり多国籍の環境です。
仕事中は黙々と作業をする感じなので長く話す時間はありませんが、お昼休憩や仕事終わりに一緒に出かけたりする機会も多くあるので、英語を使う機会は度々あります。
ただ、少し前はほとんど日本人だったと聞いたので、時期によってばらつきがあるようです。これだけ多国籍の中で働ける私は本当にラッキー^^
それから、バンフに来た時期もかなりベストな時期でした!
というのも、現在、バンフではこれから迎える夏の観光シーズンにかけて様々なホテルやレストラン、ギフトショップ等で求人がでているので、仕事探しがとてもしやすいです。
街を歩いていると至る所で「NOW HIRING」や「HELP WANTED」、「WE ARE NOW HIRING」などの張り紙をよく見かけます。
お店のウィンドウにこんな感じで張ってあります
加えて、アコモデーションも夏のピークシーズンになると満室で探すのが難しくなり、仕事はあるけど住む所がなくて困るという話も聞いたので、バンフで生活するのであれば5〜6月頃に動き始めるのがオススメです!
バンフでは会社がスタッフアコモデーションを提供しているところが多く、基本的にフルタイムであればアコモデーションの空きがあり次第入居が可能というのが一般的の様です。
私も現在働いているホテルが管理しているスタッフアコモデーションに住んでいます。
バルコニーからの眺め
私のユニットは計5人。2つのお部屋があり、1つは私ともう一人の女性で、もう1つは3人の男性でシェアしています。
アコモデーションの費用はシングルベッドで1日13ドルです。(バンクベッドだと1日10ドルみたいですね。)支払いはお給料から天引きされます。
私の使っているベッド
Wi-Fiや洗濯機、乾燥機などもあるので特に生活に困る事はありません。
洗濯機と乾燥機
ブランケットやベッドシーツ、枕などは入寮日に購入する必要がありました。(これは事前に聞いていなかったので思わぬ出費・・・
まあ、普通に買うよりも安く購入できたのでまだ良かったのですが・・・こういう所はさすが欧米だなと感じます。)
なお、アコモデーションを持っていない会社もあるので、もしアコモデーションも必要であれば一度アプライ先の会社に確認する事をオススメします。
最後にバンフでお仕事探しをする時に役立つ“Job Resource Centre”について書いておこうと思います。
Job Resource Centre
▼住所
314 Marten St, Banff, AB
▼営業時間
平日8:30〜12:00 13:00〜16:30
こちらはバンフにある職業紹介所です。
ハウスキーパーのお仕事が意外と早く終わるので、セカンドジョブを探そう!ということで、どっかで履歴書をプリントアウトできんかな〜と思っていたところ、たまたまシェアハウスに遊びに来ていたチリ人の女性にこの施設の事を教えてもらいました。
早速、翌日Job Resource Centreへ履歴書のデータが入っているUSBを持っていき、スタッフに履歴書を作りたい旨を伝えると、用紙に使用可能なパソコンの番号と名前、時間を記入するよう指示をされ、記入が終わるとパソコンへ案内してくれました。
パソコンの前に番号が置いてあります。
履歴書の内容も改めて添削してもらい、無事にプリントアウト完了〜
10枚程無料でいただきご丁寧に封筒までもらえました!
本当にありがたいサービス!
そして、職業紹介所というわけで入口入ってすぐの掲示板には求人情報が職種別にズラ〜っと並んでいます。もし気になる求人が見つかれば、履歴書を作った後すぐにでもアプライできますよ!
求人情報の掲示板
こんなポスターも見つけた
そして、Job Resource Centreからの帰り道。
ふといつもとは違う道で帰ろうと歩いていると、たまたま通り過ぎたカフェのテラス席に座っているカナダ人の男性に日本語で「こんにちは!」と挨拶をされました。
ちょうどこの場所
こちらも挨拶を返すと、私が持っている履歴書の入った封筒が目に入ったらしく「仕事探してるの?あそこにある○○で人を募集してるよ。」と教えてくれました。
話を聞く所によると、どうやら彼はそこで働いているようです。笑
「ハウスキーパーだと英語上達しないでしょ?」とごもっともなご意見を聞き、自分の事情も話し、最後に自己紹介をするとまさかの私と同じ名前!笑
これは何かあるかもな〜と思いながらも、実は他に既に目をつけていた求人があったので、ハウスキーパーの仕事も含めまたいろいろと考える事に。(正直同じ名前って言われたのには半信半疑よね。笑)
彼の強い押しもあり、ひとまず次の日にそのお店のスーパーバイザーに履歴書を渡しに行きました。
用紙に必要事項を記入するよう言われ、アプライした理由については彼に紹介してもらった事を記載すると、「同じ名前ね^^」とスーパーバイザーが仰ったので、やっぱり嘘ではなかったのかと一安心。(疑ってごめんなさい。笑)
そして、なんと速攻マネージャーと電話!働ける期間など簡単な質問に受け答えして、また明日の朝電話すると言われましたが、翌日のお昼過ぎても電話は鳴らず。。
まあ、そのうち何かあればまたかかってくるやろう〜ということで、もう一つアプライしていたショップも同時進行で連絡待ち。
その数日後。
やっと、偶然出逢った彼に紹介してもらったショップのマネージャーから再度連絡があり、面接の日取りが決まり、当日朝8時にお店へ。
店内はかなり忙しそうでしたが、少し待った後、スーパーバイザーがみえて「インタビューはまだ終わってないのよね?」と確認され、今日は面接のつもりで来たんやけどな〜と不思議に思いながらも、また待つことに。
そして待つこと30分、再び、別のスーパーバイザーがみえて、「もう貴方はここで雇う事ができるみたい^^」と言われ、面接のつもりで行ったのでかなり拍子抜け!笑
「今日は時間大丈夫?」と聞かれたので、「はい!」と答え、結局その日はそのまま12:30まで働く事になりました。
その日の時点でもう一つのショップからは未だ連絡が来ていなかったのもあり、自分の心も決まり、あの日出逢った彼のおかげもあり、こうしてセカンドジョブをゲットする事ができたのでめでたしめでたし^^
かなり忙しそうな店舗ですが、職場の雰囲気も良く、楽しく働けそうなのでこれからダブルワーク頑張りたいと思います☆
仕事が決まった日の帰り道に撮影
それにしても、人との出逢いって本当に面白いな〜
出逢うべくして出逢う。
photography/writer: momo
24/5/2018
→他にもカナダの各地で100万円貯金するくらい働いている人、こんなにたくさんいますよ