新宿東口から徒歩5分の伊勢丹4Fにある隠れ家的サロン「LE SALON JACQUES BORIE(ル サロン ジャック・ボリー)」に行ってきました。
門構えから既におしゃれです。
コートとマフラーを預け、店内に案内されます。
うーん、上品な店内でいかにもアンティークな高級家具という感じです。
この日は5時からのコースディナーを予約してたのですが、早めの時間ということもあり、ディナー客は我々だけでした。なんとも落ち着いた雰囲気の中で静かにゆっくりと食事を楽しむことができる。こんな贅沢はないですよね。
まずは白ワインで喉を潤しましょう。
ふわーっと香りが突き抜けますね。非常に上品で飲みやすい。
ワイン1グラス2,000円オーバーなのでお財布に優しい店とは言えませんが、大事な商談やワイン好きな相手とのデートには持ってこいでしょう。
そうこうしているとパンがやってきました。
プレーンパンに、くるみとレーズンのパン、チーズパンと3種。チーズパンは相当濃厚でしたよ。チーズパンはおかわりチャージされますが、それ以外はおかわり自由です。
1品目、季節のスープもきました。
甘い。キャベツの優しい甘み。でもすっきりしてて後味爽やか。マナーそっちのけで、なみなみ注いでもらってゴクゴク飲みたい。そんなスープでした。これまで飲んだスープの中でも絶品中の絶品でした。
2品目。本日の鮮魚。スコットランド産サーモンマリネ アネット風味。サーモンのカルパッチョ的なやつ。キャビアとクリームが添えられてました。クゥー上品。とろけます。
ゆっくり時間をかけて味わいましたが、これもふぐ刺しのごとく、一気にグワーいきたい気分でしたね。
恥ずかしながらこの日は腹ペコで来てしまったのですが、ここまでくるとやや胃袋も落ち着いてきます。
落ち着いたところにこれまた絶品の魚料理が運ばれてきました。
真鯛のブイヤベース。皮がパリパリ!めちゃウマですやん!鯛の他、ハマグリ、ズワイガニ、豚肉が入っていてボリューム満点。そしてそれらの旨味が全部スープに流れ出しているのです。
ここまでくると、私の貧乏舌が完全に舞い上がっております。初めての出会いです。ナイストゥーミーチュー!
はー、今思い出しても鯛が美味しかったな。ぼーっと余韻に浸っているとメインの子羊が来ました。
お野菜もたっぷり。一緒に焼き上げた感じのやーつ、です。1品1品細かく説明頂くわけですが覚えてもないし、そもそも目の前のご馳走に全神経奪われて全く入ってきていません。
ただ言えることはウマシ、ということです。
こちらは赤ワインと共に頂きましょう。
柔らかいですね〜。そして野菜の香りと旨味がジューシーなお肉とベストマッチでした。なかなかのボリュームだったんですがペロリといっちゃいました。
子羊は匂いが苦手・・・・といっていた相方もペロリと平らげておりましたよ。
はー、お腹いっぱい。パンおかわりしないでよかった。
おや、かわいいデザートと思っていたら、これはただのお口直し。この後、衝撃のデザートがきました。
う、うまい。
手前の卵を使っていないバニラアイスとアップルパイを一緒に食べてほっぺが落ちましたよね。なんて上品な甘さなの。何回「上品」って言葉使わせるの?
甘いのに全然甘ったるくない。
そして最後にチョコレートケーキをコーヒーと共に頂きました。
コーヒーと共にマシュマロとナッツもきました。腹一杯で食べれませんでした。
はー、大満足でした。
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