皇居宮内庁乾通り秋の一般公開に行ってきました!
乾通りの一般公開は、平成年から毎年春季と秋季に開催されていますが、昨年秋季は22万人以上、今年春季には39万人以上の人が訪れたそうです。
やっぱり桜の時期の方が気候も良いので訪れる人も多いんですね。
今年は平成最後ですし、来年からどうなるかわからないので初めて行ってみることにしました。
秋季皇居乾通り一般公開は、平成30年12月1日(土)~12月9日(日)の9日間開催されています。
乾通りは普段一般の人は入れない場所ですが、この期間だけは皇居坂下門から乾門までの約750mを通り抜けできるのですね。
宮内庁のホームページには、当日通り抜けできるルート案内図が公開されていました。
<案内図(皇居乾通り)>
http://www.kunaicho.go.jp/event/pdf/inui-map1.pdf
入場時間は午前9時から午後3時までの6時間です。
私は12月8日(土)午前中に行ってみることに。もちろん普段入れない所に入ることができるのですから、多少の待ち時間は覚悟の上です!
朝一番に行こうと思ってたのですが、ちょっと出遅れて東京駅に着いたのが10時頃。ここから歩いて皇居坂下門へ向かいます。
ちなみに入り口の皇居坂下門には、東京メトロ千代田線の二重橋前駅が一番近いようです。
場所は事前に地図で確認していましたが、東京駅からゾロゾロと人が歩いて行くので着いて行ってみることに。
皇居方面に向かうにつれてどんどん人が増えてきます。
警察車両もあって交通整理も始まってました。
芝生の向こうに人が並んでいるのが見えてきましたよ。
入り口は坂下門の一箇所のみですので、みなさん同じ方向へ向かって行きます。
皇居前広場の前を並ぶようにポールがあちこちに立っていました。
ここまで東京駅から約20分程度でした。
入り口の手前いは仮設のお手洗いが設置されていました。中に入ってしまうとお手洗いの数が少ないそうですよ。
入り口手前では一人一人手荷物検査が行われますのでここから行列ですが、思ったほど混雑はしていませんでした。
皇居広場の向こうには高層ビルが立ち並んでいます。
なんだか現実世界との狭間みたいですよね。
警察犬がいたっ!
近くで見るのは初めてでついまじまじと見てしまった。とってもおとなしいし、かわいい。
こちらで一人一人手荷物をチェックされますが、手荷物を持っていなければ横から通してくれます。
女性は絶対鞄を持っていますからそうもいかず。
並んでいると、荷物検査をしている警察官の前でペットボトルを飲んでいる人がいました。
たぶんペットボトルなどの飲み物を持っている人には、本当に飲み物か確認するため一口飲むように言われたのでしょうね。やっぱりチェックが厳しいですね。
手荷物チェックの後はセキュリティチェックです。
警察官の方が金属探知機みたいなものを使って一人一人セキュリティチェックをされていました。
ボディチェックが終わったらいよいよ入場です!
並び始めて20分ぐらいだったと思います。予想よりも短時間で入ることができました!
坂下門が見えてきました!あそこからは普段入れないゾーンですね。
坂下門から皇居内へ入っていきます。わくわく。
坂下門を入ってここから乾門までの約750mが一般公開されています。
入ってみるとさっきまでの混雑が嘘のように広々とした空間になりました。
こちらが宮内庁庁舎です。
近くに行くことはできませんが、写真撮影はOKでした。
昭和の建物!って感じですよね。もっと古いか。
先週まで気温が高かったせいか、紅葉が見頃というわけではなくちょっと残念でした。
係りの方がコースについて案内をされていました。
乾通りの通り抜けコースは2つルートがあります。
1つは、坂下門から真っすぐ進み乾門から出て行くコース
2つは、坂下門から西桔橋を渡って皇居東御苑へ出て行くコース
どちらを選んでもいいのですが、西桔橋を渡って皇居東御苑へ行くコースが坂道なので、年配の方や足腰を痛めている人は、乾門から出て行くコースへ向かってくださいとの事でした。
道の所々で紅葉の景色を楽しむことができます。
こちらはフユザクラですね。冬なのに桜が咲いているとみなさん嬉しそうに写真を撮っていました。
局門(つぼねもん)。
大奥で働いていた女中さんの通用門として使用されていたそうですよ。
今は何の用途にも使っていないのでしょうね。門は閉じられたままでした。
道灌濠(どうかんぼり)。
お堀というよりは池みたいですね。お堀の周りには紅葉がきれいでした。
この辺りは本当に静かで東京の中心に居ることを忘れてしまうくらい自然豊かな所です。なんだか空気が澄んでいるような気がします。
西桔橋が分岐点で2つにコースが分かれます。
どちらに行っても一方通行なので戻ってくることはできません。
私は西桔橋を渡って皇居東御苑へ出て行くコースを選びました。
ちなみに直進して乾門から出るコースの方が人気があるそうです。乾門までの紅葉を楽しむことができて、門を出た後に東御苑に入ることもできるからだそうですよ。
西桔橋(にしはねばし)。
現在は皇居と皇居東御苑を結んでいる橋だそうです。
写真の右側が今歩いてきた乾通りです。
立派な石垣ですね。鮮やかなオオモミジが映えます。
上り坂を登り切ると出口が見えてきます。
皇居東御苑本丸。
皇居東御苑に入りました。ここで通り抜けコースは終了です。
こちらの皇居東御苑は、一般公開されているので誰でも入ることができるそうです。
まさか皇居と名の付くところが公開されているなんて知らなかったのでちょっとビックリしました。
せっかくなので天守台に登ってみることに。
東御苑の芝生には休んでいる人も多くいました。
年配の方はもちろん、外国人観光客や意外に若いカップルも参加していたのが印象的でした。
非日常を満喫できて楽しかったです。なんだか心が澄んだような気になりました。笑
今度はぜひ春季の桜の時期に訪れてみたいですね。