休暇村南阿蘇でリゾバ!自然をエンジョイ&ガッツリ貯金!

今年の仕事始めは6月。

最後に働いたのは去年の8月でしたので、実に9か月ぶりの労働です。

この間ほとんど海外でダラダラ暮らしていました。

優雅とは言えないまでも、十分楽しく生きていけるのは、リゾバのおかげです。ありがたや。

別にリゾバ会社の回し者でもないのですが、若い時期をストレスなく生きるならリゾバ、おすすめです。

私の場合、旅好き×怠け者=リゾバですね。私の中だけで起きた働き方改革です。

休暇村南阿蘇でリゾバしてきたよ!

手作りのくまモンパネル。一緒に写真を撮る人がたくさんいました。

さて、今回の働き口は休暇村。

全国37か所にある このリゾートチェーンは、一般財団法人休暇村協会が運営する保養施設です。

休暇村のあるロケーションは、いずれも海や山が近くにあり、多くは国立・国定公園に指定されるほどの好環境。

景観もバツグンとあって人気の施設です。

今回私がお世話になった休暇村南阿蘇は、一般の客室とは別にキャンプ場があります。

時期によっては小・中学生の自然学習にも使われます。

周辺環境の特色を生かしたレクリエーションや、地元の食材を使った料理も売りのひとつ。

そんな休暇村で働いてみた、率直な感想です。

利用した派遣会社

今回利用したリゾバ会社はヒューマニック

グッドマンサービスと、はたらくどっとこむのアプリリゾート、高収入が売りのアルファリゾート!にも問合せをしたのですが、いずれも紹介していただいた求人では条件が合わず。

4社の中で、追加の求人資料を送ってくれたのがヒューマニックだけでした。

その募集内容が、希望条件をある程度満たしていたので、迷わず申込み。

今回の私の条件は、譲れない順に

  1. なるべく早めに就業できる
  2. 期間は1か月ちょい。延長不可
  3. フロントもしくはレストラン
  4. 寮は個室(バス・トイレも室内)

以上です。

7月上旬から関東を旅行する予定があったので、6月いっぱいまでの契約。

大して忙しくない時期なのに採用してもらえたのはありがたかったです。

グッドマンサービスからは、長野の休暇村を紹介されたのですが、契約可能期間が短すぎたため不採用。

そもそも夏休み前の閑散期だけ雇ってくれという方が無理なのはどこも同じ。

分かっていましたので、高望みはしません。

でも最初からこの期間でOKなところって希望を出して紹介されたのに、期間が短いから無理って・・・ちゃんと希望条件確認してよ・・・。

そんなことがあり、お仕事が決まるまでに1週間ほどかかってしまったのですが、ありがたいことに地元近くで採用決定。

職種はバイキングレストランのスタッフです。

一度はホテルのバイキングレストランで働いてみたかった私にとっては本当にラッキーでした。

(私が個人的に思う)バイキングレストランで働くメリット

・仕事内容が比較的シンプルなので、即戦力として働きやすい

→派遣スタッフの中に、バイト経験ゼロの学生さんもいましたが、バリバリ働いていました。短期契約でも採用されやすいのもいいですね。

・広いレストラン内をたくさん歩くので、いいエクササイズになる

→給料をもらいながら毎日の運動習慣が身に着きます(たぶん)。体力の衰えが気になる30代の私には理想の職場とさえ言えます(ヨガインストラクターとか、けっこううらやましい)。

熊本地震のあと、休暇村へのアクセスはどうなった?

休暇村への行き方ですが、現在、電車でのアクセスは不可能です。

以前なら、熊本市内からJRと南阿蘇鉄道を乗り継げば、最寄り駅である高森中央駅まで行けました(駅からは休暇村からの無料送迎サービスを利用)。

四季折々の花や山の景色を見ながら行くのも、旅の楽しみのひとつだったのですよ・・・。

しかし熊本地震のあと、JR・南阿蘇鉄道ともに一部不通となり、現在も復旧の見通しはたっていません。

代わりに、熊本駅からバスターミナル、熊本空港を経由し、高森中央駅まで乗り換えなしで行けるたかもり号が運行しています。

1日4便という頻度ではありますが、県外から公共交通機関を使って行くのなら、このバスが便利です。

私は県内在住ですが、このバスの運行ルートが我が家を避けるかのように遠く離れているんですね~。

なので熊本空港までは、母に車で送ってもらいました。

南阿蘇鉄道乗りたかったな・・・。この南阿蘇鉄道の停車駅には、「日本一長い駅名」として知られているものがあります。

その名も「みなみあそみずのうまれるさとはくすいこうげん」駅

「南阿蘇水の生まれる里白水高原」駅のとなりは、「阿蘇下田城ふれあい温泉(あそしもだじょうふれあいおんせん)」駅です。

鉄オタくらいしか覚えられない駅名ですね。

そのとなりは「加瀬」駅。急に短い。

阿蘇へ行くときには必ず通っていた阿蘇大橋も、地震のため崩落。

復旧工事は続いているものの、向こう数年は開通しません。

こんな感じで、熊本地震の影響が色濃く残るこの地域です。

とは言え、美しい自然は健在。濃い緑が広がる山の景色には心癒されるものがありますね。

バスの車内から見えた景色。普段から風が強く、台風も多い地域らしく、風力発電機が建っています。

たかもり号は新しく、とてもきれいです。バスの運転手さんが最後の方で道を間違えるというハプニングがありました。ほのぼの。

高森中央駅に到着した時には、休暇村から迎車がすでに到着していました。

たかもり号や、電車の到着時間に合わせて待ってくれているので安心ですね。

先方には私の乗るバスの到着時間は連絡済み。

休暇村の社員さんにご挨拶をし、お客さんのあとに迎車に乗り込みます。

到着です!

通常、リゾバでは現地まで自分で行きます。

着いたら正面玄関から入って、スタッフにあいさつ。

今回は駅からのピックアップがあったので、到着後は担当の方に付いて行けばOKでした。

到着すると、まずは施設の説明や仕事内容の確認などがあります。

だいたいはホテルのロビーでやりますね。お茶を出してくれるところも多いです。

今回は、先方の希望で到着日からの勤務。これは正直イヤですね・・・・

到着日の相談をしていたはずが、勝手に決められてしまいました。

到着日からの勤務開始という現場は少ないです。

本人が希望すれば別ですが、到着日は長旅の疲れを癒すよう、休ませてもらえることがほとんどです。

実際、別の派遣社員は翌日からの勤務でした。私のときは忙しかったんでしょう。

今回は県内での派遣で、長旅でもなかったし、そもそも短期なので少しでも稼げた方がいいかと思い、特に抗議はしませんでした。

長期契約だったら、おそらく翌日からにしてもらっていたと思います。

どっちみち、いったん承諾してしまったので変更はできません。

到着の1時間半後には仕事に入っていました・・・・トホホ。

事務所で制服を受け取り、寮まで案内して頂きます。

こちらは男性寮。

お天気のいい日に撮ったので、写真では古さはあまり感じられませんね。

くもりの日に見ると、どよんとした古さが感じられます。

こちらが女性寮。男性寮と比べるとかなり新しいです。

設備も新しめ。

お湯の温度設定ができたり、インターホンに通話機能も付いていて、女性には嬉しい機能です。

個室内に洗濯機がついている施設は、実はそれほど多くないんです。共用の場合が多いので、部屋にあるのはポイント高いです。

お風呂も一人暮らし用としては広めと言っていいと思います。少なくとも窮屈さは感じませんでした。

こちらはお部屋。窓側から撮影。玄関の方向にキッチンが見えます。

ガスは一口でしたが、まかないが休日含めて2食も付いているので問題なし。コーヒーやチャイを作るのに使ったくらいです。

居室はよくあるワンルームです。小さめのクローゼットがあります。制服や私物を入れるとほとんど満杯。布団を入れるスペースはなくなります。

布団はほぼ敷きっぱなしでしたね。シーツ類が2枚ずつと、トイレットペーパー2ロールが支給されました。

家具は何もなく、それが少し不便でした。せめて小さなテーブルやカラーボックスがあればよかったのですが・・・。

パソコンも化粧品も、部屋で食べるおやつも仕事道具もすべて床に直置き。

床掃除は頻繁にしていたものの、直置き生活は人としてあんまりな気がしたので、お菓子の箱を収納ケースとして使っていました。

直置きよりはマシなレベル。

短期間だったから耐えられましたが、長期だと直置き生活はキビシイですね。どっかでうわーーーーって叫んでしまいそう・・・。

旅に出てしまえば安宿やドミトリーにも泊まるし野宿とかもけっこうしちゃう私ですが、それはほんの数日の非現実と割り切れるから。

仕事をしているのにホームレスのような暮らしはちょっと違う気がします。

部屋はきれいでしたが、万年床の上でお菓子食べながらパソコンいじる自分はけっこうミジメでした(笑)。

あとなぜか、私の部屋だけ冷蔵庫が無かったんですよね。

他のみんなの部屋には冷蔵庫が置かれていますが、私の部屋には保冷庫というものが置かれていました。

写真が暗くて申し訳ないのですが、右下にチラッと見えているのが保冷庫です。

ホテルの冷蔵庫と見た目は同じなのですが、機能は・・・まぁ、冷たいものを冷たいままに保冷できるレベルです。

ハイスペックなクーラーボックスと言ったほうが正しいような。

私は自宅で水出しアイスコーヒーを作っていましたので、冷却機能は必要。

冷蔵庫あるって聞いてたのに話がちがう・・・!

と思いましたが、レストランから氷を毎日もらって帰ることで、一応解決。

ちょっと不便ではありましたが、文句ばかり言っても始まらない。自分で快適さを見出すのは、生活の基本ですね。

窓から見える景色がコレなので、リラックス効果はまずまずかと。

雨の日も緑が綺麗でけっこう落ち着くんですよ。

ただし網戸は閉めておくのが無難。森林が目の前にあるので、虫の数はハンパありません。

いつ?どこから?っていうくらい、油断するとそこにいます。

気になる仕事内容は?

長々と寮の紹介をしてしまいました。でも、一日の大半を過ごす寮の情報は大事かと思い、詳しく書かせてもらいました。

でも、「これからリゾバを始めたい!!」って方が気になるのは、やっぱり仕事内容ですよね。

私はこれまで10か所以上の派遣先をまわったのですが、バイキングレストランは初めて。

物覚えがいいか悪いかと聞かれると残念ながら後者です。

そんな私でも初日から難なくこなせたので、バイトデビューにはいい職種ではないでしょうか。

もちろん飲食店での経験があれば、なお良しなのは間違いありません。

飲食業ならではのアレコレがありますので、かなり有利ではあります。

ただ、教えてもらえば1~2回で覚えられることがほとんど。気負わず、細かいことは追々おぼえていく、という姿勢で大丈夫です。

まず、出勤したら手を洗ってみんなにあいさつ。

あとはひたすらレストランの準備です。

ほぼすべてのお客さんがビュッフェ利用なので、難しいテーブルセッティングはほとんどありません。

中央にお料理を並べたり、ドリンクバーのセッティングなどが主な仕事です。

お客さんが入ってきたら、案内や料理の補充、追加注文を取ったり、空いた食器を下げるなど、状況を見ながら動きます。

レストランがクローズしたら、ひたすら片付け&翌日の準備です。

おそらくどこのホテルも、ビュッフェ形式なら大差ありません。

ルーティーンワークなのですぐに覚えられます。

ここに別注料理や会席膳などが飛び込んできますが、最初は先輩たちがやってくれるので、少しずつ見ながら覚えればOKです。

シフト&一日の流れ

休暇村南阿蘇では、中抜けシフトでした。

朝出勤して、間に長い休憩時間をはさみ、夕方早い時間に再度出勤するというスタイルです。

朝が早く、夜もそこそこ遅くなってしまうことが多いので、通し勤務(1時間程度の休憩のみで1日働くスタイル)と比べると派遣社員からの人気は低め。

ただ、ホテル勤務のほとんどはこの中抜けシフトになると思っておいた方がいいです。

慣れれば快適ですけどね、中抜け。

早起きは三文の徳と言いますし、お昼寝はたっぷりできるし、休日でなくても昼間出かけられるし。

あと、半日勤務がちょこちょこ入るので、連勤でもきつくないです。

出勤時間や中抜けの長さは現場によって違うので、朝早すぎてツラいとか、色々あるかと思います。

とりあえず、私のある日の流れをご紹介しますね。

  • 5時半 起床。軽い朝食(お菓子とコーヒーで済ませることが多い)&出勤準備
  • 6時半 出勤。いつも2~5分前のギリギリ出勤でした。
  • 11時 退勤。残業がある日は13時くらいになることも。その後 昼食。従業員食堂で他の従業員と一緒にまかないをいただく
  • 12~16時半 中抜け。昼寝や散歩をしてリフレッシュ
  • 16時半 出勤。午後もわりとギリギリです。
  • 21時 退勤。残業はあっても45分程度でした。上がってから夕食。
  • 23時入浴 ホテルの大浴場は0時まで利用可能 面倒な時は部屋のシャワーで済ませる
  • 2時頃 就寝

寝るの遅くね?と思われてしまいそうですが、中抜けで3時間くらい寝ることもあるので平気でした。

また閑散期だったこともあり、半日勤務も多かったので、そんな日はお昼頃まで寝ていました。睡眠不足は深刻ではありませんでしたね。

半日勤務の日は、16~17時出勤なので同僚とランチやお茶に行くこともありました。

勤務時間がたったの4~5時間なのでかなり楽でしたね。

時給は?月収は?実際いくら稼げたの?

はい、ここで気になる月収です。

いくら「3か月で60万円貯金可能!」とか書かれても、実際にそれだけ稼げるかは状況次第です。

赴任初月は、下旬からのスタートだったため、勤務日数は7日のみ。

勤務時間は56時間32分。

えらく中途半端な数字ですが、ここはヒューマニックのいいところ。1分単位で時給がつきます。

派遣会社によっては毎時0分、15分、30分、45分で時給発生の区切りとなるため、わずかずつではありますが、時給のつかない時間が出てきます。

特に中抜けシフトとなれば、1日2回の出勤・退勤があるので、朝晩5分ずつ早く出勤し、10分ずつ残業したらそれだけで30分のロス。

毎月20日出勤だとして10時間もサービス残業することになります。

そういった時間のロスが無いだけで気持ちが軽くなるというものです。サビ残が嫌で派遣になったようなものですからね。

休暇村南阿蘇での時給は1000円。56時間32分の労働で、その内いくらかは残業でした。保険が引かれて手取りが57,848円でした。

そして、フルに働いた先月の私の月収は、14万円にわずかに届きませんでした。ヒューマニックから提示されていた想定月収は16万円。

かなり下回っていますね~。

理由は、元々閑散期であったことや、休館日が丸3日あったことなどがあります。

収入が少なくては、3か月で60万円貯金は逆立ちしたって無理です。

ハッキリとした目標貯金額がある人にとってはツラいですね。

私と一緒に働いていた人は、目標額があるのでこの状態では心配だと言っていました。

留学、借金返済、結婚資金、免許取得費、開業資金など、みなさん色々な目的を持ってリゾバに来ることでしょう。

そうであれば、やはり目標額を稼げるかどうかは事前に確認しておいたほうがいいです。

必要に応じてシフトを増やしてもらえるように交渉するのもアリです。

残業が多くて体力的にはキツくなりますが、慣れてきたタイミングで交渉すれば出勤日数を増やしてもらえるはずです。

リゾバならではの休日の過ごし方。

休暇村に限らず、リゾバで赴任する多くの施設はリゾートをメインにした観光地にありますよね。

だったら、休日の楽しみはやっぱり観光!

自然を満喫したり、ご当地グルメを味わったり、地元ではできないことをして過ごすのが思い出に残るリゾバ体験になります。

休暇村南阿蘇は東京ドーム7個分という広大な敷地を持っています。中抜けの時間や休日は敷地内のお散歩が楽しかったです。

展望台のベンチに座ってらくだ山を眺めます。新緑が豊かで、吹き抜ける風が気持ちいい。

湿地帯に入った瞬間、ひんやりとした空気が体を包みます。ここだけ違う時間が流れているような気がしてきます。

草がベンチの座面まで伸びていて、なんとなくジブリの世界です。じっと座っていたくなりますが、止まっていると虫がやってきます(笑)。

静かなウッドデッキ。しばらくいましたが、誰も来ませんでした。テント泊するにも広くて快適そうな場所でした(笑)。
 
ちょうちょがいたり

アライグマらしき動物がいたりします。臆病なので近寄ると猛スピードで逃げますが、不用意にストレスを与えると攻撃してくる場合もあります。

この手の動物は、こわい病原菌を持っているので、あまり近寄らないようにしましょう。

絶滅危惧に指定されている九州の高山植物 ハナシノブ。

盗掘なんかの影響もあり、自生しているのはわずか2000株ほどなんだとか。貴重なお花ですよ~。

すぐ近くにホトトギスも咲いていました。

ドクダミの花と白い蜘蛛。敷地内を散策するだけで珍しい動植物が見つかります。

お散歩して汗をかいたら温泉♪

休暇村南阿蘇では、スタッフも大浴場の利用が認められています。お休みの日や、仕事終わりには時々お借りしていました。

なんと、露天風呂から阿蘇五岳のひとつ、根子岳が見えます。貸し切り状態だったので、1枚だけパシャリ。

こちらは晴れた日の根子岳。曇天のガスがかかった日も幻想的でいいのですが、やっぱり晴天の下では緑が映えますね!

大浴場のある2階にはマッサージチェア。その向こうにはバルコニーがあり、ここからも景色を見ることができます。

晴れた日は、夕陽が山の向こうに落ちるのが見えます。

こちらは一階のロビー。全ての椅子が山に向かって置かれていて、大きな窓からは絶景が見えます。

ここでコーヒー飲んだら美味しいだろうなぁ。ちなみに一杯350円と良心的なお値段でした。

節約派の私は、持参したアイスコーヒーを飲みながら山雑誌を読みふけるのでした。外に見えるのは団体ツアーのバス。ちょうど到着したところですね。

休日もまかないがあるので、スタッフ同士で食事に行く機会はほとんどありませんでしたが、お茶をしにカフェに行きました。

地元在住スタッフおすすめの喫茶店、ふくまる。

あんみつや焼きカレーなど、喫茶にも食事にも使えるお店です。

写真は私がオーダーしたパフェ900円と、コーヒー350円。華やかな盛り付け、味も上品で美味しかったです。

こちらは地元では有名な赤牛丼のお店。休暇村南阿蘇の目の前にあります。今回が2度目の訪問でした。あかうし丼1500円くらい。大盛1900円くらいでした。

以前よりお肉が固い?ような気がしたので、今回はレビューを避けます。

まかないの一例

赴任初日の夕食。ウナギにホタテのサラダ。豪華です。

休暇村南阿蘇では、毎日一汁二菜の美味しいまかないがいただけます。

またある時は、あか牛のタジンにフルーツ。贅沢すぎます。

このほかにも、お魚料理や皿うどんなど、和洋中、飽きのこないようバラエティーに富んだ献立が続きます。

嬉しいことにサラダとお味噌汁は毎食付いています。

当初、1か月の予定だったリゾバスタッフは「胃袋を掴まれた」らしく、なんと5か月に延長したのだとか。

おそるべしまかないの力。私はこの後の予定があったので延長ができませんでしたが、機会があればまた赴任したいくらいです。

まかないは基本的に1日2食ですが、朝の出勤があった日は3食頂けます。

その場合は朝食バイキングの残りを好きなだけ。

残りと言っても、クローズまで料理を切らさないようにしているので、ほぼ全種類頂けます。

ただ、昼食の時間と重なるので、取り過ぎると食べきれなくなるので注意。

生野菜サラダに干物、パンにごはんにたまごやき・・・どう見ても取りすぎ・・・いや、栄養満点の朝食です。もちろん昼用のまかないも残さずいただきますよ。

おいしいごはんを食べて、木陰のベンチで休んだり。

東屋の下で横になったり。

根子岳を眺めながら持参のアイスコーヒーを飲んでまったりしたり。贅沢の極みですね~。

まとめ

休暇村南阿蘇のリゾバは、控えめに言って最高でした。

6月はまだ朝晩寒いですが、天気のいい日は風が爽やかで気持ちよかったです。

閑散期なので、ゆとりある時間を過ごせましたが、繁忙期は残業が多く、1日12時間働くこともしばしばです。

稼ぎたい人は夏休みと紅葉の時期がおすすめだそう。

人間関係はどうか?

求人票には「人間関係いいです!」と書いてありました。

悪いことは言いません、ここに限らず、そういった情報は鵜呑みにしない方がいいです。

なぜなら、誰かにとって働きやすい環境でも、自分にとってもそうとは限らないからです。

今回、私が感じたのは、「レストランの人は親切。でも、洗い場に苦手なタイプのひとたちがいた」です。

例えば、私が毎日挨拶をしているにも関わらず無視を決め込む女性。

チラッとこちらの顔を見て、無視。これは最後の日まで変わることはありませんでした。

そのくせ文句はすべて私に言ってくるのでじわじわとボディブローのように効いてきましたね。

私が来たのを見計らって「あー腹立つ!」「○○だろうがー!」などと独り言のように怒鳴る。

こちらが「何がまずかったのか」と尋ねるとまた無視。

そしてまた私のやることなすこと気に食わないといった風に怒鳴り出します。

途中から、「正解なんて無いんだな」と気づき、大声の愚痴などは聞こえないふりをしました。

あいさつは最後までしました。派遣で働いている間は一応、まともな社会人のつもりなので。

それともう一人、プライバシーを根掘り葉掘り聞いてくるおばさん。

この人も苦手でした。「あなたの二重、すごくきれいね。整形した?」と何度も聞いてきたり、整形じゃない証拠のつもりか、「親の写真見せて」と言ってきたり、地味にコタえました。

まぁ、苦手なのはその二人だけで、ほかの人はとても親切でした。

何と言っても短期でしたので、ひたすら笑って耐えらました。

他の人も私が受ける仕打ちに気付いていたようで、気の毒そうな視線(笑)は感じました。

でも、誰かにかばってもらうことは期待しませんでした。

この田舎の小さな職場で、彼らはこれからも円満にやっていかなくてはなりません。

やはり短期でサヨナラする私が耐えるのがベストだったと、今でも思います。

最後の日に、上司から「あんたはよくやってくれた。変な人もいて大変だっただろうけど」と言ってもらえたので、いくらか報われる思いでした。

まあ、いい事ばかりの仕事なんてないので、うまく自分の気持ちを折り合いつけていくのがいいですね。ストレスがたまらないようにしつつ。

夏はリゾバの季節!

家にいても出かけても暑いばかりのこの時期は、リゾバがおすすめです。

高原の避暑地や、クーラーのきいた館内で働くのは快適ですよ。海辺で働いて、休日は焼きまくるのもアリ!

秋もまだまだ繁忙期!

夏休みが終わっても、シルバーウイークという大型連休があります。さらに日差しも柔らかく観光しやすい秋は、短期の求人が増えます。

お試しでサクッと稼ぎたい人は、この時期からのスタートがいいですね。

海外留学を考えている人は、秋に稼いで、冬には日本脱出!なんてプランはいかがでしょうか。

日本の厳しい冬を避け、その頃には夏まっさかりのオーストラリアや、年中温暖なフィリピンへ留学しちゃうのが最高です。

実はわたしがやっています。ひとり常夏。本当に最高です・・・・・ひとりでも多くの人に、寒さこの素晴らしさを知ってほしい。

以上、南阿蘇からでした!!