2017年4月、富士山独り占めの高級温泉旅館、別墅然然に行ってまいりました。
何よりも気になっていたお天気ですが、日頃の行いが良いせいか、1泊2日の滞在中ずっと快晴に恵まれておりました。
写真には写っていませんが、この手前にダイニングのお部屋があり、かなり広かったです。
今回は3人で宿泊したこともあり、「福地(88㎡)」のお部屋に滞在しました。
館内には幾つかの大浴場がありましたが、何と言ってもここに滞在する価値は富士山を独り占めできるプライベート露天風呂です。
写真だと薄く見えてしまうかもしれませんが、肉眼で見ると富士山の美しさがはっきりと感じられて、いつまでも湯に浸かってられる・・いや浸かっていたい、このまま時が止まってほしい!くらいのリラックス感に包まれました。
至福の時というのはこういう時間を言うのでしょうね・・・
何度でも見返したくなります(笑)。
館内はかなり広く、趣深い庭園を散策することもでき、そこで美しい景色と共に甘酒やお抹茶、和菓子を堪能することができます。
到着して部屋でお風呂に入り、庭園散策してお風呂にまた入るともう夕食時。
夕食も期待に違わぬ、いや、期待以上のご馳走でした。
うっかりメインの写真がうまく撮れていないのですが(苦笑)、柔らかくてジューシーな最高に美味しいお肉でした。
夕食後は館内で行われた太鼓の演奏を観覧に。これがクオリティ高くてびっくりしました。
音色や迫力に酔いしれると同時に、演者の皆さんの息のあったパフォーマンスに終始圧倒されました。
写真では到底伝えられない圧巻のパフォーマンスを見ることができて、夕食後でいっぱいだったお腹は更に膨れ上がりました(笑)。
興奮冷めやらぬ中、パフォーマンス後には全員参加のビンゴゲームがあり一気にほのぼの(笑)。
残念ながら景品GETとはいきませんでした。
太鼓パフォーマンスの後には、これまた富士山が見える滞在者向けラウンジでゆっくりとコーヒーを(クッキーやワイン、ジュースやフルーツが多数置いてあり、マッサージ機もあります)。
シックな雰囲気で他のお客さんも多くなく、のんびりと富士山の夕日や夜景を楽しむことができます。
他のお客さんもいたので全体の撮影は控えました^^;
部屋に戻ってからも再度露天風呂へ。
夜になるとさすがに富士山は見えませんでしたが、その代わりに綺麗な星空を眺めながら浸かる湯はこれまた格別でした。
寝るのを惜しみながらもベッドに入りましたが、その日は非常に良質な睡眠が取れましたね。
身も心も完全にリラックした1日を過ごし、ぐっすりでした。
翌朝起きたら早速の朝食。これまたボリューム満点で全ての素材が美味しい。
美味しい朝食をお腹いっぱい食べて、元気にまたお風呂巡りをチェックアウトギリギリまで楽しみました。
チェックアウトしてからは、せっかくなので近くの観光を。まずは浅間神社へ。
うーむ、門構えからして荘厳なり。
神社のみならず、個人的にはご神木が壮大で圧倒されました。
あれだけ朝食がっついたのに昼になれば普通にまたお腹が空くもので、山梨名物ほうとうを食べることにしました。
スープ絶品なり!
なかなか食べる機会のない料理ですが、冬の寒い時期にもう一度食べたい一品です。
腹を満たした後には新倉山浅間公園へ。
タクシー移動したのですが、運転手さんが桜の季節は観光客数がヤバイとのことでした。
第一次世界大戦の戦死者を称える慰霊塔があるのですが、この五重塔と桜、そして富士山の景色が絶景だと海外のSNSで拡散しているようで、外国人観光客に特に人気のスポットのようです。
私が行った4月頭は桜がまだ咲いておらず、残念ながら三位一体の絶景は拝むことはできませんでしたが、それでも今回の旅行を締めくくる良い時間がすごせたものです。
大満足で帰路に立ったのですが、東京からこの別墅然然、アクセスが悪いわけではないのですが、結構遠くて電車だと新宿まで行って、特急かいじで1時間かけて大月駅、そこから乗り換えて富士山駅へ(富士山駅まで迎えに来てくれます)。
当然ながら帰りも同じ経路になりますし、人が多くて座れずに帰ることになればせっかく疲れを癒した体も帰る頃にはヘトヘトに・・・・
交通事故リスクを避けて電車にしましたが、これなら車の方が楽だったかも?と帰路につきながらふと思いました。
とはいえ、それだけの時間や労力をかけていくだけの価値がある宿です。是非一度試して頂きたいです。
お会計分の価値ももちろん、あります!お部屋、食事、サービス星5つ大満足でした。