前回までのブログはこちら→タイ大好き!アユタヤ滞在記【アユタヤ歴史公園編】①
レストランからさらに歩くと、エレファントキャンプがあります。
タイには、象使いという資格を持った人たちがいて、彼らがこの子たちを訓練します。
そういえば、リゾバで知り合ったおばさんが、タイでこの資格を取ったっていってたなぁ・・。
簡単に取れるものなんだろうか。観光客向けのやつもありそうですね。お金払って象と触れ合ったあと、証明書をもらえる的な。
この子たちは、とてもよく訓練されていて、観光客を乗せて市内を歩いたり、お祭りの際には素晴らしい芸を披露し、人々を楽しませます。
一瞥して通り過ぎる象と、ガン見する象。白い粉は皮膚の乾燥防止かな?
アユタヤでは、12月に大きなお祭りが行われます。
今回は5月だったので見られませんでしたが、参考までに2年前のアユタヤフェスティバルの様子を。
夕方近くに公園を散歩していると、大勢の人の話し声が聞こえたため、遺跡群の向こう側へ行ってみると、お祈りや物品販売をしている人たちがたくさん。
嫌でも興味をひかれます。
象さん発見!
おめかししてる!かわいいな~。
観客にお辞儀。これから芸のお披露目です。
こっちにもお辞儀。
踊りだした!大きな体を弾ませてステップを踏んでいます。
脚を組んだり。
腰かけたり。
二本足で立ったり。
しまいにはフラフープまで!
笑ってるみたい。可愛い。
おっ、走ってくる。
ちっ、近い!
近いってーー!
とってもサービス精神旺盛な象さんたちでした。
芸が終わるとお客さんからおひねりをもらいます。
きゅうりを美味しそうにむしゃむしゃ。
何故か口移しでお金をあげるおばあちゃん。器用につかんでみんな大喜び。
お祭りのあと、車道に出ると、そこがまたすごかった。
長い道路を埋め尽くす屋台、屋台、屋台。
鶏の丸焼きに焼き鳥。
焼きとうもろこし。
パッタイもこの量!
イカ焼き20バーツ (約70円) は安すぎ。もちろん頂きました。
タイでは色んな種類の虫が食べられています。
いちごも旬ですね。
タイに来て、この日ほど胃袋がもうひとつほしいと思ったことはありません。
偶然この日こちら側に渡ってきていたのですが、アユタヤのような小さな街で、こんな大規模なお祭りが行われているなんて驚きました。
フローティングマーケットへ
またある日のこと。急に思い立ち、フローティングマーケットに行ってみることに。
川に浮かんだボートがフルーツなんかを売ったりする、情緒ある風景を見に行きます。
わくわく。
フローティングマーケットは、アユタヤ駅の真裏から大通りに出て、少し歩くと看板が見つかります。
Maps.meによると、2,1kmです。歩いて行ける距離です。
駅を突っ切るため、構内に入るやいなや、トゥクトゥクの運転手からの一斉アプローチ。
どこ行くの?フローティングマーケット?
遠いよ!3kmもあるよ。乗りなよ。
はいはいと軽くかわして線路を横切ります。
アユタヤ駅の裏側。
お昼寝中の犬が道をふさぐ。
ただし、このルートはおすすめしません。少し遠回りになりますが、トゥクトゥクを使うか歩きでも大きな車道を通った方がいいと思います。
私が通ったのは、分かりにくく迷いやすく、そして野良犬が多い道でした。
4頭の犬に囲まれ、息がかかる距離で吠え続けられました。
しばらくするとどこかへ行ってしまいましたが、指を食いちぎられないよう、手をグーにして目を合わせないよう刺激しないよう歩きました。
帰りも同じ4頭に囲まれました。
無傷でしたが、生きた心地しなかった・・・。
ともあれ、無事に到着。
牛もいました。
焼きバナナをお買い上げ。失敗した焼き芋みたいな味でした。
こちらは、ザ・観光地という感じで、お土産物屋さんやちょっと高めのレストランがありました。
ただ、ほとんど閉まっていて、ひっそりとしていました。
写真を撮り忘れていたのですが、象もいて、お客さんを乗せていました。
アユタヤはかなり小さい街ですが、必要な物は大体現地購入できます。不自由することはほとんどありません。
小さいながらショッピングモールやスーパー、セブンイレブン、ファストフード店も一通り揃っています。
日本のカレーやふりかけ、各種調味料。
日本でいう100均。20バーツショップ。
トップグレードのステソレスも取り揃えています。
前回、アユタヤを訪れた時は、タイの国王が亡くなったばかりでした。
一ヶ月の間、国民は喪に服していて、公共の場で音楽をかけることができませんでした。
この時、色々な場所で施しをする人を見かけました。駅の構内で食べ物を配っているのを何度か見かけました。これはタイ国民に対してのみだと思い、私は遠慮したのですが、別の場所で施しを受けることがありました。
一度は、渡し船の料金所。おじさんが立っていて、お客さん全員分の渡し料を支払いながら、「タイへようこそ!」と笑いかけてくれました。
もう一度は、アユタヤ駅前のセブンイレブンで乳酸菌飲料を飲みながら電車待ちをしていたとき。
金ぴかの腕時計と指輪をしたおじさんが話しかけてきて、コンビニに入ったかと思うと、私が飲んでいた乳酸菌飲料 (なんと2リットル分!) とポテチをくれました。
あまりに突然だったので、周りの人を見てみると、「受け取っていいんだよ」というふうに笑顔でうなずいていました。
おじさんからもらったお気に入りの乳酸菌飲料。
逆に、こちらがホームレスの人達に施しをする際も、手を合わせて速やかに受け取ってくれるか、飛び上がらんばかりに喜んでくれました (チェンマイが寒かったので、ホームレスのおばさん二人に毛布をあげました) 。
アユタヤ編 終わり。