アイルランドの旅も最終日。
実はこの最終日に何をしようか全く考えていませんでした。
ダブリンをもう1日観光しようかなーとなんとなく考えてはいましたが、1日目のダブリン観光で思ったよりすべてを見尽くしてしまったので、迷っていました。
そこで全くプランにはなかったものの、現地に住む日本人の方とホストマザーお勧めの隠れ観光スポット「Howth(ホウス)」へ行ってみることに。
このホウス、日本のガイドブックにはほとんど情報がありません。(「地球の歩き方」ですら1ページの半分くらいしか取り上げていません。)
ネットで簡単に情報を調べ、フィッシュ&チップスが有名という最小限の知識だけをもって、出発します。
ホウスはダブリンから13キロメートルほど離れたホウス半島にある港町です。
ダブリン市内からはダート(近郊列車)に乗って1時間弱で行けます。
ダブリン中心部のタラストリート駅、コノリー駅、ピアース駅などから乗ると乗換も不要で便利です。
今回はピアース駅から乗車します。
チケットは駅内の券売機で購入できます。
行先の駅名を入力すると値段が表示されるので、指定の金額を入れます。
ホウス駅までは片道3ユーロほどでした。
ダートの外観はこんな感じです。
席が向い合せになっています。
前の座席に靴を履いたまま足を乗せるのはNGです。
移り行く景色を楽しみながら40分ほど列車に揺られてホウスの駅に到着です。
海の匂い!
そしてダブリン市内ではあまり見かけなかった留学生らしき子たちを発見。
まずは駅前で開催されていたマーケットへ。
衣料品、伝統工芸品、食べ物、お土産物が並びます。
とても小さいマーケットなのですぐに見終わってしまいました^^;
フィッシュ&チップスを探しがてら海沿いへ。
新鮮なお魚がたくさん。
海沿いには多くのレストランが並びます。
外にもテラス席があるため、おこぼれを狙う鳥さんがいっぱい。
ホストマザー曰く、ホウスでフィッシュ&チップスと言えばここ!というくらいの名店「Beshoffs」。
すでに多くのお客さんで賑わっていました。
まだお昼前なのでもう少し海沿いを歩きます。
海風がとても気持ちいいです。
多くの観光客が集まっていました。
いつまでも見ていられるような景色。
一度駅前に引き返し、ネットで調べたもう一つのフィッシュ&チップスの名店、「Leo Burdock」でお昼休憩です。
一番小さいサイズですがなかなかのボリューム。
ペットボトルの飲み物も1本ついてきます。
当たり前ですがフィッシュ&チップスなので揚げ物オンリー。
結構こってりしていますがこれがまた美味しい!
揚げ物と炭酸飲料というランチに罪悪感を覚えたので、午後はたくさん歩きます。笑
アイルランドではだいぶ見慣れてきた、アイルランドっぽいバー。
皆さん昼間からお酒を飲んでいます。
海沿いをひたすらまっすぐ歩いていきます。
ウォーキングのコースがきちんと確保されています。
少し足場が悪いのでスニーカーで来て正解です。
この道をずっと登っていきます。
なかなかの絶景です。
お勧めのアングル。
少し雲はありますが、いいお天気だったので素晴らしい眺めでした。
街中からここまで来るのに30分近くは歩きましたが、訪れる価値のある絶景ポイントです。
一通り写真を撮って下山。
足がくたくただったのでとりあえずカフェにて休憩。
たくさん歩いてそれなりに暑かったので、アイスコーヒーがおいしい!
ちゃっかり好物のマカロンを3つ購入。
世界の絶景を集めた写真集や小説などの書籍も置いてあって、なかなかのんびりできるカフェです。
あまりにも足が疲れたのでもうここらで帰ろうかなと思いましたが、きっとこの先の人生で二度とホウスまで来ることはないだろうと思ったら、ホウスの名前が入った「ホウス城」を見ずに帰るわけにはいきません。
カフェからさらに20分ほど歩いて最初に降りた駅を超え、道路沿いを歩いてホウス城へ向かいます。
ホウスの多くの観光客は海沿いや先ほどの山頂を訪れるため、ホウス城の付近は静まり返っていました。
中にはちょっとしたカフェスペースもあります。
もともと観光プランに入れていなかったホウスですが、かなり穴場でした。
特にお天気が良い日はのんびりとお散歩するのもいいかもしれません。
1日めいっぱい楽しんで、ホームステイ先へ帰宅します。
始発なので帰りも座って帰れます。
足が疲れていたのでありがたい…。
アイルランドの旅も本日で終了です。
明日の早朝の便で帰国するため、ホームステイ先の犬と思いっきり戯れておきます。笑
ふらふら気ままに観光にでる私ですが、ホストマザーがちゃんとご飯を用意してくれているのがありがたいです。
今夜はラザニア。
あまりアイルランドの食は期待していませんでしたが、お料理上手なホストマザーのご飯は大満足でした。
おまけ
カフェで熱々のコーヒーをテイクアウトする場合、通常はスリーブに入れて渡されるのが一般的かと思いますが、アイルランドではこのようにぶら下げるスタイルが主流です。
ただしスリーブはついていないので飲むときは熱いです。笑