ショコラティエ天国 グランサブロン~グランプラスまでの街歩き編

宿泊先のルイーズの最寄り停留所であるステファニーからトラムにのって3つ目の停留所、所要時間たった7分ほどの(今思えば普通に歩けたのではないかと思う距離)、プチ・サブロンで下車し、グランサブロンまでは歩いてすぐです。

下車の目印はこちらの教会。

プチ・サブロン

教会の前ではアンティーク雑貨などが並ぶ蚤の市が開催されています。

教会前のアンティーク雑貨

毛皮や家具、食器などを売っていました。

買っても持って帰れないものばかりだったので見るだけ。

グランサブロンにはずらーっと有名チョコレート店が並びます。

鈴カステラみたいな飾りのお店は私の中でのベストショコラティエランキングTOP3に入る、ピエール・マルコリーニ。

毎年異なるクリスマスディスプレイをしているようです。

本当はマカロンを買って食べ歩きしたかったのですが、何せまだ朝早いので食欲がわかず…。

チョコレートは見るだけにしておき、目指すはベルギーのシンボルにして世界がっかり名所の一つ、Manikin Pissです。(こう書くとかっこいいけど日本語で言うと小便小僧。)

海外の旅先で道に迷ったときは、近隣ホテルのフロントでフリーWifiに接続し、Google mapを起動させるようにしています。

ベルギーの街中は思った以上にWifi環境が乏しいので、ホテルのフリーWifiは非常に助かります。

本当はグランサブロンからもっと近いところにあると思うのですが、道に迷いまくり30分以上歩き続け、ようやく人だかりを発見しました。

Manikin Piss

いた。やっぱり小さい。

噂に違わず地味ではありますが、ベルギーに来たならやはり一度は見ておかなくてはいけない観光名所。

小便小僧の写真撮影はさらっと済ませ、ここからさらに歩いてグランプラスを目指します。

Manikin Piss

ワッフルと一緒にディスプレイするのはやめてほしい…。

ベルギーはアート、特に漫画が有名。

更に言うとその中でもタンタンが有名です。

タンタングッズを街のいたるところで見かけます。

この階段の絵も有名な写真スポットらしいです。

ちなみにタンタンは読んだことはありません。

初日にも訪れた証券取引所に到着。

相変わらずクリスマスマーケットで賑わっています。

日曜日なので初日よりも人がたくさん。

ちなみに屋根の上に積もっているのは雪に見えますが本物の雪ではありません。

ベルギーには可愛い雑貨屋さんもたくさんあります。

特にグランプラスの周辺にはベルギー土産を中心としたお土産屋さんに加えて、ユニークな雑貨を取り扱うお店が揃っています。

本当はZigzagに行きたかったのですが、行ってみたらまさかの閉店。

少しわかりにくい場所にあるからGoogle mapを駆使してやっとの思いでたどり着いたのに残念…。

気を取り直してもう1件気になっていたお店、PYLONESへ。

カラフルな店内には個性的な雑貨がたくさん並んでいます。

お値段はちょっとお高めですが、可愛らしくかつ実用的な雑貨がたくさんあるので個性的なお土産探しにはぴったりです。

同じ通りにDILLE& KAMILEもありました。

こちらは北欧雑貨のお店で、シンプルなデザインが人気です。

PYLONESの後に行くとちょっと色味がもの足りない。笑

雑貨屋さん巡りを終え、お昼ご飯は安定のイタリアンへ。
証券取引所付近のレストランに入ります。

やはり外食はお高め。

お昼でも1人10ユーロ越えが普通ですね。

ナポリタンは見た目普通なのに何とも言えない独特なお味。

メインのパスタと同じくらいチーズが乗っているってどうなんだろう。

グリルサーモンは美味しくて当たりでした。

例のごとく大量のフリッツも添えられています。

ランチの後は再び初日にも訪れたグランプラスへ。

美しい広場もこれで見納め。

天気があまり良くなく、青空の写真が撮れなかったことがちょっと残念でした。

エルパーニュ広場とその周辺。

ブリュッセル中央駅を超え、王宮を目指してさらに歩きます。

途中、デモに遭遇。

爆竹鳴らして人が叫んだり怒ったり暴れたり大変なことになっていました。

私たちが行こうとしている場所と同じ方向にデモが向かっていくのでちょっと距離をとりつつ後を歩きます。(デモの一員と間違えられて捕まらないかヒヤヒヤでした。)

なんと、デモ制圧のため王宮へ行くための道が封鎖。

バリケードが張られていて、これ以上は先に進めず…。

ちょっと反対側まで渡れれば目的地はすぐそこなのに。

観光客感を丸出しにして、銃を構えた制圧隊のお姉さんにダメもとで反対側まで行かせてもらえないか交渉してみましたが、そもそも今日はデモで王宮自体がクローズとのこと。

王宮見学は断念せざるを得ませんでした。

王宮へ行くことは泣く泣く諦め、今朝のスタート地点であるグランサブロンまでまた歩いて戻ります。

足が疲れたからこれ乗りたい。

でも道がぼこぼこしているからすぐにこけそう。

結局、朝ウィンドウショッピングをしたヴィタメールのティールームでお茶をすることに。

ティールームでは日本人のお客さんを数組発見しました。

さすがガイドブックに載っている人気店だけある。

ホットチョコレート、エクレア、ボンボンショコラ。

チョコレート好きにはたまらない組み合わせ。

さすがヴィタメールのホットチョコレート、とても濃厚でおいしかったです。

ココアとは比べ物にならないカカオの濃さ。

ホイップクリームも少し混ぜるとよりまろやかになります。

このボンボンショコラはお店からのサービスでした。

何か1品でも注文すれば付いてくるみたいです。

1粒数百円するチョコレートなのでこの盛り合わせはとってもお得。

ボンボンショコラもとてもおいしいですが、口の中がかなりチョコレート天国になるので覚悟しておいた方がいいです。

包み紙のチョコレートはお持ち帰り。

のんびりお茶をして、ホテルに荷物を取りに戻り、そのままブリュッセル空港へ向かいます。

いつも朝早い便で帰ることが多いため、こんなにのんびりした最終日は久しぶり。

またドバイを経由し、20時間近くかけて日本への帰途につきます。

本日のお土産from PYLONES

このさくらんぼ、実はコンタクトのレンズケースなんです。

ソフトレンズにしか使えなさそうだけど見た目が可愛いので即買い。

ちゃんとさくらんぼの底にLとRと記載されているのでどっちのレンズかわからなくなる心配もありません。素晴らしき配慮。

旅行時はいつもソフトレンズを使用するので、これから旅のお供になりそうです。