9月末に北イタリアに降り立ってから一週間。まだまだ昼間は暖かさを十分に残している北イタリアはヴェネト州です。
夕方5時現在の気温は24℃。半袖でも快適に過ごせるほどです。
最寄りの教会前
秋の訪れを移り変わる色で教えてくれます。
それでも朝晩はわずかに冷えます。と言っても20℃くらいはあるのですが、寒がりなので要暖房。夕食が済んだ頃にかまどに火を入れます。薪をくべ、火を起こします。
薪は外に一冬分保管しています。かまどの隣に置いてある木箱は、夏はじゃがいもなどを置いているのですが、冬は薪入れになります。
かまどの上はとても暖かいので、鍋つかみなどを干していてもすぐに乾きます。
かまどの上は鉄板になっているので、ここで料理もできます。
フライパンで野菜を炒め、奥の鍋でリゾット用にキノコのダシをとっています。
さらに奥では湯沸かし。部屋が暖まるだけでなく色々できて便利です。
スープに乾燥キノコとサルビア、ローズマリーを加えます。奥の炒め玉ねぎに生の米を入れ、このスープを少しずつ加えていきます。
米に8割がた火が通ったらクリームを入れて仕上げます。
火を止めたらゴルゴンゾーラチーズを入れて予熱で混ぜ溶かし、出来あがり。パンを変な位置に添えてしまったので見栄えは良くありませんが、大好きな味でした。およそ1年ぶりのリゾット。ああ幸せ。
日本から持ってきた塩昆布をキャベツに和えて添えます。
翌日、煙突のお掃除をしました。去年は使ってなかったのでほったらかし。
汚れがたまっています。
かまども掃除をしました。灰はコンポストに入れるとミネラル補給になって微生物の活性化ができます。
冬支度、完了です。