コトルの宿をチェックアウトし、取りあえずお昼ご飯を食べられるお店を探します。
すべての荷物を持っているので手軽にファストフードでもいいかと思いながら、バス停のある方面へ。
少し手前でお肉屋さんを発見。ここでハンバーガーなどを買えるようです。
外観はこんな感じ
テイクアウトメニューはこちら
チキンの気分ではなかったので、ソーセージバーガーのVratを購入。2ユーロ。
けっこう待たされてヒマだったので店内を撮影。お肉屋さんとしてはかなり人気のようです。チーズなども売っていました。
営業時間。月曜~土曜日は7‐15時という意味でしょうか。やっぱ現地の言葉を学ぶには、そこで暮らしてみるのが一番です。
忘れられていた感がありますが、30分近く待ってようやく出来上がり。長いよ。
ソーセージはピリ辛ですごく柔らかかったです。
バス停で食べながら、「食べ終わるまでバスが来なかったらぺラストへ行くのはやめよう」と思っていました。荷物もあるし、あまり待つのもきついので。
ちょうど食べ終わって、やっぱりバスターミナルに行こうとしていたところにやってきたので行くことにしました。でも席がなく終始立っていることに。運賃は2ユーロ。高い。
30分ほどで到着しました。
いいお天気。水面がキラキラしています。
バスを降りてから中心部までは少し歩きます。景色を楽しみながら10分程度でカフェなどがあるエリアまで行けます。
手前の山で隠れているあたりがさっきまでいたコトル。
南向きなので日当たりがいいこと。
あれが島に浮かぶ教会です。なんでも、漁師が投げた岩が堆積してできたとか。諸説ありますが、つまり埋立地に教会を建てたってことです。
地図で見るとこういう位置関係です。青丸のミュージアムのサインのところに教会もあります。
教会へ行くにはボートで。ちょうどボートが帰ってきたところですが、乗船せず。遠くからみているだけで満足しました。
教会の隣の島には上陸できませんが、ボートで近くから見ることができます。
こちら側にも教会。この裏手から上の通りに出ることができます。
こういう道があります。民家の間を通りますので遠慮してしまいそうですが、みんな通っているので問題ありません。
ホテルの裏の階段を上がります。
この先が車道です。
上がりきると教会が見えました。
あちら側の教会もよく見えました。見晴らしが良くて大満足。ここからバスに乗れればいいのですが、バス停ではないので停まってくれません。かと言って車道を歩くのもつまらないので一旦下ります。
上から見た教会。窓から観光客らしき人の姿がみえました。中から最上階まで上れるようです。
やっぱり山の姿があってこそのモンテネグロ。
ゆっくりコーヒーでも飲もうかと思いましたが、あとのお楽しみに取っておいて、バス停に向かいます。
帰りながらも写真を撮っているあたり、後ろ髪を引かれているのが自分でも分かります。
たまに古い建物なんかを見ると異国情緒を感じますね。
帰りのバスはそれほど混んでいませんでした。運賃は1.5ユーロ。行きと帰りで違うのも、会社が違うから。
コトルのバスターミナルに到着するとちょうどバール行きのバスが停まっていました。これを逃したら1時間半くらい待つハメになっていました。
乗り換えて一息ついたところで、前のバスに帽子を忘れてきたことに気付き、大慌てでバスを降りようとすると、さっき集金に来た運転手がとてつもなく驚いていました。
驚く運転手を押しのけ、しまいには足を踏んで飛び降りる私。
前のバスの笑顔が素敵な運ちゃんも、私の慌てぶりに目を丸くしていました。
私が座っていた席にはすでに荷物が置かれていましたが、持ち主が近くにいたので帽子を取らせてもらい、無事にストモレ行きのバスに戻れました。
今思うと、なぜあんなに慌てていたのか、自分でも謎です。足踏んでごめんね、運ちゃん。
コトルとストモレの間の町。都会の雰囲気があって首都のポドゴリツァよりずっと人が多かったです。ビーチもあって大きなお店も多くて、観光ならこっちの方が断然便利そうです。
アパートが本当にたくさん。民泊とかもできるみたいです。
バスの中から見る限りは、あんまり好きな感じじゃないというか、どこにでもあるビーチリゾートという感じの印象でした。
ストモレでバスを降りたら、まずは情報収集のため駅に向かいます。
とそこでカタール人の若い男性に声をかけられ、一緒に駅まで話ながら歩くことに。
彼は今夜の夜行に乗ってベオグラードへ。私はその次の列車で。
お互い時間があったのでカフェに行くことに。今日ずっと飲みたかったカプチーノ。嬉しくて2杯飲みました。1杯1.2ユーロ。
カタール人はネスカフェのインスタントコーヒー (1,5ユーロ) を飲んでいました。ちゃんとしたコーヒーよりネスカフェのインスタントが高いは発展途上国あるある。
カフェを出た所にベーカリーがあったのでチーズキッシュを買いました。
カタール人が買ってくれました。大きな1切れで1ユーロ。
駅の裏手で夕焼け空を見ながら食べました。西日が当たっていたのであったかい。
手を振るカタール人
寝台列車に乗り込むカタール人
見送りも済んだので、少しストモレの街を歩くことにしました。
カタール人が一緒に夜行で行かないかと何度か言いましたが、やっぱり一人が楽しいので見送りました。
まだ8時くらいなのに、町には人通りも絶えて、夜のビーチも完全に貸し切り。犬が吠えてきましたが無視。
東南アジアのいかにも病気持ってそうな野良犬に慣れるとヨーロッパの飼い犬にいくら吠えられても無反応になります。
することがないので駅に戻ります。歩道橋を見つけたので渡ってみるとちょうど駅の端でした。
終電までは、迎えの車などがちょこちょこ出たり入ったりしていましたが、その後は誰もいなくなりました。
電気はずっとついていました。
風が吹いて寒いので、暗いですが裏手のコンクリートに座ってブログを書いていました。
ネットがない方が集中できる。
夜が明けて始発の時間が近付くと、車がじゃんじゃん入ってきました。
ゆうべ通りがかったベーカリーに6時オープンと書いてあったので、時間が来るのを待って移動。
夜が明けて始発の時間が近付くと、車がじゃんじゃん入ってきました。
夜通し待った列車が定刻通りに来たので乗り込みます。
車内はすでにまあまあ混んでいて、席を探すのが大変でした。首都のポドゴリツァに到着すると、コンパートメントの中の全員が降りていったので私一人になりました。
しかしそれ以上に新たな乗客が乗ってきたので、コンパートメントは満席に。
ポドゴリツァから乗ってきた多くの乗客は立ったまま、席が空くのを待っていました。
モンテネグロはバスの運賃が高いので、バールーポドゴリツァ間など、電車で行ける場所なら電車で行きたい人が多いです。
確認していないのですが、バールーポドゴリツァ間は電車なら2ユーロ以下だと思います。バスだと7~8ユーロと高いです。電車は山の中を通過するので、乗車時間も半分以下で済みます。
本数が少ないのが玉にキズ。
セルビアへ向けて、出発!
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手間もほとんどかかりませんのでお試しください。