トルコに50日間滞在した、イタリア人男性と日本人女性の二人旅。
交通費の総額をまとめてみました。
徒歩やヒッチハイクを使ったので思ったより安く済んだというイメージです。
- 総移動距離:2010㎞
- かかった料金:225リラ(当時のレートで7,100円)でした。
徒歩やヒッチハイクでの移動距離が長く、それ以外は公共交通機関のみを利用したので、距離の割りには安く済みました。
今のレートなら4,000円切りますね、すごい!
宿泊も、カウチサーフィンを利用したり、2晩ほど野宿、そして何と言っても料金交渉した額が大きく、かなり安く滞在できたと思います。
キャッシングした合計金額は1050ユーロ。
これを、2人で50日間で、ほぼ使い切ったので、1日1人あたり10ユーロ (1300円)くらいでしょうか。
レート次第では、東南アジアより安くつくかもしれません。そして宿は数段ハイクオリティ。
1泊2000円以下ですごくいいお部屋に泊まれました。また行きたい・・・・・次は長期滞在したいです。
あ、ちなみに私と二コラは長年、1ヶ月300ユーロ生活というものにチャレンジ中でありまして、食費・移動費・宿泊費の合計が1ヶ月300ユーロ以下、つまり1日10ユーロ以下で生活することを目標にしております。
ただし飛行機代は別でして本当なら移動費という扱いにしなければならないのですがこれはもう、1回のフライトで300ユーロ軽く超えてしまうこともあるので、「飛行機代」として別に計上しています。
まぁ、1年で見れば、3600ユーロに収まっているはずなので、平均すると一ヶ月300ユーロ生活達成と言えなくもありません。
私がほとんどお金を使っていない期間とはリゾバで働いているとき滞在費や食費がほとんどかかっていないので、1ヶ月300ユーロ生活どころか、1ヶ月コミコミ1万円生活という脅威的な数字を叩き出しています。
1年の内、4ヶ月ほどリゾバに行くので、4ヶ月コミコミ4万円生活。
46万4500円の内、4ヶ月で4万円
残りの8ヶ月で42万円以上使えます。
8ヶ月で約3300ユーロの予算があるので、€3300-€2400=€900までは飛行機代に使える計算です。
アジアーヨーロッパ間を往復しても、800ユーロかからないので (私の場合)たぶんOKです。
年間90万円も収入が無いのに、年間8ヶ月海外暮らし、貯金も年間40万円くらいできています。
年収400万くらいのときは、年間70万くらいしか貯まりませんでした (辞めたあと全部使った) 。
こういう生き方も、ありっちゃあり。
リゾバの雇用形態は、外国人にものすごく羨ましがられます。
そりゃそうですよね。生活費の高い日本で、ほとんどタダで暮らせるんだもの。
余ったドルやユーロ、ポンドがあるならトルコで使おう!ムダで高いあの料金を節約できます!
ヨーロッパからトルコ入りした人、アメリカ旅行をしたまま現地通貨を両替しそびれている人。
もし今後使うアテが無いのなら、トルコで使ってしまいましょう。
トルコは、過去数十年、悪性のハイパーインフレに悩まされている国です。
その割合は年間6000%にも昇り、とうとう2005年にデノミネーションを行いました。
1,000,000旧トルコリラ(TRL)は1新トルコリラ(TRY)へ。
さらに新トルコリラとなった現在も貨幣価値は下がり続けており、私が旅を開始した2017年9月は1ユーロ4.1リラだったのが、2018年8月現在ではなんと7.9リラ。
半分近くまで価値を下げています。
トルコ人だって、そんなトルコリラより、価値が安定しているドルやユーロを手に入れた方が手堅いと分かっています。
特にユーロはギリシャを始めとする近隣諸国 ヨーロッパで使えるので好まれます。
お土産を買う際、あと一声おまけしてほしいなんて時に「ユーロで払うから」と言うと、首を縦に振ってくれるかもしれません。
少なくとも端数を切り捨てるくらいは大いにあり得ます。
外貨を使うメリットはそれだけではありません。
トルコ国内でキャッシングしたら、手数料がいくらかかると思いますか?
多くの国では3ドルとか、そんなもんですよね。
銀行やクレジットカード会社によっては引き出した金額に対し一定のパーセンテージで手数料を請求するところもありますが。
現地のATM利用料としては、安い国で100円くらい。たまに無料の銀行もあります。高いところでもまぁ500円くらいでしょうか。
トルコはなんと、14ユーロ。
1800円以上!!!
一回の旅行で3回引き出したら5000円を軽く超えます。
かと言って余分に引き出すと盗難リスクがあるし、余ったリラを持っていたところで価値が減り続けるのは明らか。
渡航前に両替しておいても、日に日に貨幣価値は下がっているので、ギリギリに両替しないとやはり損が大きくなります。
悩ましい・・・・・。
もし、ユーロをすでに持っている、またはユーロ圏からトルコ入りするという方は、余ったユーロをトルコで使いきることも考えてみてはいかがでしょうか?