イギリス。皆さんはこの国にどういったイメージを持っていますか。
私は「イギリス」と聞くと、美しい古き良き建物や、お城の華やかな雰囲気、由緒正しい街並みが想像できます。
日本とは全く異なる文化を持つイギリスに私は長年憧れていたため、今回留学ついでに観光場所を訪れることにしました。
そこで、イギリスを訪ねた際にぜひ訪れてほしいスポットを5箇所まとめてみました。
1.大英博物館
イギリスには数多くの美術館・博物館が存在します。
その中でも、「大英博物館」は何年経っても色あせない、世界中の観光客が一度は足を運ぶ世界最大の博物館です。
まず、訪れた際の率直な感想として大きすぎて周りきれないと感じました。
様々なゾーン、数多くの展示物があり、1日で周ろうとするのは不可能です。
私もエジプトとアジアのゾーンしか見切れませんでした。
エジプト古代彫刻ギャラリーでは、大英博物館のアイコンとも言える「ロゼッタストーン」を見ることができます。
ロゼッタストーンの碑文は、古代エジプト語の神聖文字と民衆文字、ギリシア文字の三種類の文字で記されており、有名な展示物ということもあって、見る価値は十分にあると思います。
2.ビッグ・ベン
ウェストミンスター宮殿(英国国会議事堂)に付属する時計台の大時鐘。
知らない人はいない有名な時計台ですよね。
圧巻の大きさで、イギリスに来た実感が湧く立派な建築構造でした。
もちろん昼にビッグ・ベンを見ることも十分おすすめできますが、夜になるとライトアップされ、イギリスの夜景とビッグ・ベンのコラボが言葉では言い表せないほど、美しいです。
私は、俄然“夜の”ビッグ・ベンをおすすめします。
そして、目だけでなく耳でも楽しむことができるのが、ビッグ・ベンです。ビッグ・ベンは、15分、30分、45分、毎正時になると、チャイムが鳴る仕組みになっています。毎正時のみ、「ゴーン…」と最後になり、時間を告げてくれています。
またビッグ・ベン周辺には、イギリスの象徴色である、「赤」のテレフォンボックスが所々にたくさんあるため、フォトジェニックな写真が撮れると思います。
3.バッキンガム宮殿
美しく荘厳な「バッキンガム宮殿」は、兵隊の行進を生で見ることができるという点が特に有名です。
夏は赤い兵服を身にまとい、冬は紺の兵服を身にまとっており、行進が披露される時間は決まっています。
一糸乱れず統一感のある動きに心打たれ、貴重な体験ができたと強く思っています。
なかなか兵隊の行進を見る機会はないと思うので、あらかじめ時間を確認した上でぜひ訪れてみてください。
予定開始時刻ギリギリに行くと、人が多すぎて行進場所から離れた場所しか空いておらず、行進を見ることができなかったという人もいるようです。
必ず念入りに準備をしてください。
4.ロンドン・アイ
ロンドン市街の景色を一望できる観覧車「ロンドン・アイ」。
昼間に行っても十分綺麗にみることができますが、夜間になるとよりいっそうキラキラと輝いているロンドンの建造物を、堪能することができます。
ビックベンや、バッキンガム宮殿など、ほとんどの建造物を見渡すことができます。
乗車料は、日本円で大人約3000円と決して安くはありませんが、一度乗ってみる価値は十分にあると思います。
5.タワーブリッジ
ロンドン市内を流れている川と言えば、「テムズ川」。
テムズ川に架かる橋で、8年かけて作られたタワーブリッジは、イギリス指定建造物の第一級指定建築物に認定されています。
橋の特徴として、長さ244m、左右にあるゴシック様式のタワーの高さは65m。
内部には展望通路・歴史博物館があります。
大きさはもちろんのこと、近くで建物を見てみると細かなヨーロッパ風の造りになっていて、日本の建造物との違いを体感することができました。